ヴァイオリンで音色が難しいのはハイフェッツだ。弦と弓が最後に玄妙な変化をする。しかも連続しているため油絵で描いた夕陽と雲と闇のグラデーションに似ている。独自の音としか言いようがない。
もっとも好きなのはシベリウスのヴァイオリン協奏曲のMonoだ。(確かLPもあるが、CDはフルセットにTastamentも買い足している)森の奥から次第に響くヴァイオリンという出だしがたまらない。音が多層の薄いカーテンを破って、カーテンが落ちて、だんだんはっきりしてくる出だしだ。暗く陰鬱な背景に光るプリマドンナだ。
最近、ご無沙汰だったが、ハイフェッツの音は聴いてみると和むこと。演奏は古いのが良く、音は新しいのがハイファイ調でメリハリが良い(RCAが多い)意外だがモーツアルト、バッハも独自の世界だが気持ちよい解釈だ。
最近、昔の音ではピエール・モントゥの全集もでるようで、ボストン・シンフォニーを集めた努力がむなしい。大学に入りたての頃はモントゥのチャイコフスキーが有名だった。そのあとが小沢征爾で、何度もボストン・シンフォニーで楽しんだ。
もっとも好きなのはシベリウスのヴァイオリン協奏曲のMonoだ。(確かLPもあるが、CDはフルセットにTastamentも買い足している)森の奥から次第に響くヴァイオリンという出だしがたまらない。音が多層の薄いカーテンを破って、カーテンが落ちて、だんだんはっきりしてくる出だしだ。暗く陰鬱な背景に光るプリマドンナだ。
最近、ご無沙汰だったが、ハイフェッツの音は聴いてみると和むこと。演奏は古いのが良く、音は新しいのがハイファイ調でメリハリが良い(RCAが多い)意外だがモーツアルト、バッハも独自の世界だが気持ちよい解釈だ。
最近、昔の音ではピエール・モントゥの全集もでるようで、ボストン・シンフォニーを集めた努力がむなしい。大学に入りたての頃はモントゥのチャイコフスキーが有名だった。そのあとが小沢征爾で、何度もボストン・シンフォニーで楽しんだ。