90年代、有楽町に10年勤め近くの喜多方ラーメン坂内や蔵に馴染んだ。大阪は天王寺、京都は新京極(味は喜多方ではなかった)も閉店した。今回、チェーンだが小間物問屋街である南久宝寺と堺筋の交差点の地下に喜多方ラーメンができたとのことで訪問した。
口開けで、ラーメン(650円)「すっきり」の食券を買う。席は「真ん中のテーブルに」と指示される。卓上にはコップ、水、胡椒、一味、醤油など。地下の広めのお店でBGMが大き目。
スープはどろんとした感じでレトルトのような印象。塩っぱくは無いが、キレもない。麺は柔らか目の縮れ麺で旨みが乏しい。メンマは柔らかいが出来合いのようなお味で腰がない。チャーシューはとろりとしておいしいが味は濃い。
全体にマニュアルに準じた印象がある。御堂筋線からは歩く上、近くには贔屓のラーメン店もあるため再訪は無いと思った