7時から、Moderata(28C)に乗り、三条の日岡峠を越し、安祥寺水路閣の先にある菜の花と桜を見に行く。
ミネルヴァ書房の先から疎水に登る。ゆったり走るのに28Cは丁度良い。疎水の水が多く、水面に桜の花びらが流れる。菜の花の粉が舞うような黄色、茎の透明感ある黄緑、そして染井吉野の桜色は眼福だ。海外の観光客(話すと台湾からとのこと)も多く、有名になった。行きと帰りで光の当たり方、時間の変化もあり二度楽しんだ。
疎水沿いに進み、普門寺から小関越えを登る。久々の坂は調子が出ない、またリア・ディレーラーの調整が今ひとつだったが登りきる。下りはゆったりと、大津に出て三井寺の先にある琵琶湖疎水取水口をゆったり見る。
帰りは、菜の花まで戻り、山科駅に降りて東海道の旧道を走る。立派な民家が多い。そのまま、蹴上まで降りて白川通に行く。途中から吉田山荘方面に上り旧茂庵を通り過ぎ、出町柳、下鴨本通、北山通へ。途中、府の「京都学・歴彩館」( https://www.jisf.or.jp/business/tech/steeldesign/documents/steeldesign32.pdf )を見るが骨格・表層とも鉄が多い。ここに建つ理由が分からない。設計は飯田善彦( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E7%94%B0%E5%96%84%E5%BD%A6 )だが谷口系だと感じた。
半木の道の枝垂桜を通り抜ける。このパーゴラのような桜は良い。はせがわに行こうとしたら臨時休業。途中、3月31日閉業のグレース田中に寄り、1品を持って並ぶと前の籠一杯の刀自に順番を譲って頂いた。お礼を述べてありがたく購入。このお店が無くなるのを惜しむ近所の方々の会話を聞いた。下鴨は人情がある。
浅井食堂に予約し、下鴨神社にお参り。よく見ると、手水の石が立派だ。
ゆったり、誠光社( https://www.seikosha-books.com/ )で本を愛で、帰洛に。六角通にて、逆走の刀自に注意すると「そうですねぇ」としらっと返された。洛中のばあさんには勝てない。
なんのかんので2時過ぎ。ゆっくり風呂に使って脚をもみ、シーブリーズを塗る。
坂を登るのはテニスと違う筋肉を使う。慣れないとフロント・インナー・ギヤを使ったが、帰りは外側で登り切った。明日のテニスはどうだろう
今度は、春のお絵描きと杜若の時期になる