都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

若者の消費が伸びない:住環境が良くなったからか

2010-12-16 06:10:32 | マクロ経済

昔の若者は、先ず「車」であった。今や、持たないのがかっこいいと言う。その割りに、月に1万円以上の携帯料金の支払いには寛大だ。<o:p></o:p>

 かつて、笑い話として「BMWで銭湯に行く」というのがあったが、それだけ住宅環境が良くなかった。その埋め合わせに車という「移動空間」があったのではないか。つまりは自分の独立したスペースが欲しかったのではないか。30年前、住んだ下宿は、木造、便所共同、風呂・台所なし(外食と銭湯)で、それでも都内で3畳 14千円、郊外では4畳半で同じくらいであった。初任給が10万円くらいだっただろうか。今の下宿はワンルームで、ユニットバスと洗濯機、キッチンが当たり前で遮音もあり、住むところも6畳くらいはあるだろう。これならお家で、飲んだり、楽しんだりもできるし車が無くでも良さそうだ。<o:p></o:p>

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 その割りにかつて流行した(ピュア)オーディオは衰退している。音楽は手軽になって携帯プレーヤーとイヤホンで充分なのだろう。そのかわりパソコンがある。本も電子化が進む。<o:p></o:p>

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 最近、お値打ちの饂飩屋や洋食屋でカップルが多い。これも情報の流布とお手軽志向なのかも知れない。結構高い自転車に乗る若者は良く見かけるが。<o:p></o:p>

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消費しようと、貯金しようとGDPは同じ。ただ売上が伸びないため心理的な低迷感はあろう<o:p></o:p>

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「あて」は好きな言葉ではない、「さかな、つまみ」が良い

2010-12-15 06:09:15 | 世情

最近、お酒で「あて」という表現が多い。昔は、「さかな」とか「つまみ」と言っていたように思う。「あて」はくだけた表現で、どうも「あてがない」ような感じがして好きではない。<o:p></o:p>

 お店からも「あては?」と聞かれた覚えがないし、飲み物(ここで「お酒」と書くと日本酒のことになる)を頼んだあとで、適宜「さかな」を頼む。例えば、おでんを肴にお酒を楽しむというような書き方が当たり前と感じている。<o:p></o:p>

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一時、あの店は「○○を食わせる」という書き方もあったが最近は見ない。これは明治時代の小説・随筆や近くでは山本嘉次郎の食べ物案内にもみられる。使役動詞の使い方が、現在の「させて頂いております」のようで面白い。<o:p></o:p>

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できるだけ流行言葉とカタカナは使いたくない。<o:p></o:p>

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楽しい松原通り商店街 初冬のうろうろ

2010-12-14 06:14:26 | 京都

大宮通りから河原町通りまではお気に入りのお店が多い。寺町近くでは、焼き芋の林商店がある。一切れ250円くらいで冷えても締まっているお芋だ。これで飲んでも美味しい。<o:p></o:p>

 室町にはステーキがお職のグリル葵、西洞院にはたこ焼の竹、その先には肉とフライの松原キムラがある。<o:p></o:p>

 堀川を渡るとまるき製パン所がある。とにかく安く、懐かしく、楽しめる。<o:p></o:p>

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商店街は京都の楽しみ<o:p></o:p>

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紙屋川の柿のスケッチ:寒かった

2010-12-13 06:07:53 | 趣味

またも柿の実と水と青空を描きに北野へ。先ずは北野天満宮にお参り。<o:p></o:p>

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朝早くから川辺に座って描きはじめる。寒いが防寒は十全で快適。それにしても柿のみが多く、枝から追って行くとなかなか複雑。だが、こうしないと枝のたわみや葉の重なりが上手く出ない。逆光で、紅葉を透ける光が綺麗だ。空の青さは逆にいまひとつ。柿の実は周りが照り映える。流れる川面も優しいが、苔むしたコンクリートの護岸との対比もある。<o:p></o:p>

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 途中、近くのたわらやで一休み、うどんの定食で暖を取る。気がつくと午後の陽が傾く。今回はアルシュ紙がボードでなく、紙を使った。水張りでもなく飛びそうで落ち着かない。<o:p></o:p>

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帰りに長文屋でお使いものの七味を購った。<o:p></o:p>

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サイクリングクラブWindy 忘年会 :Cest Dur(セ・デュール) 室町蛸薬師は大盛

2010-12-12 06:44:38 | 食べ歩き

えらく盛り上がった宴会で、町家の2階を貸切で十数人。お酒は持ち込みで、ビール、スパークリングワイン、日本酒、焼酎を大量に買う。御主人一人が料理とお運びを。3,500円で食べきれない位の量で、美味しく騒げた。内容は<o:p></o:p>

         超大型ハンバーガー(肉4ポンド)が二つ:お腹一杯に<o:p></o:p>

         スペイン風すじ煮込み:絶品<o:p></o:p>

         スモークチキン:大量<o:p></o:p>

         鯖のスモーク:気に入りました<o:p></o:p>

以下は殆ど食べられませんでした。<o:p></o:p>

         パスタ<o:p></o:p>

         鯛の蒸し物:一尾<o:p></o:p>

         牡蠣の殻焼<o:p></o:p>

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お値打ちで、楽しく騒げます。<o:p></o:p>

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Windyではくじ引きもあり、ボトル・ゲージ(ペット・ボトル用)が当たりました。<o:p></o:p>

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お好み焼 竹(松原 西洞院)のたこ焼は郷愁のお味

2010-12-11 06:47:36 | 京都

 たこ焼は10300円(数年前までは250円)。カリカリ系で恐ろしい量のソースがかかるがそんなに辛くない。小腹が空いた夕方、これで風呂上りに飲むとたまらない。家では、長文屋の七味やマヨネーズをつけると更に良い。<o:p></o:p>

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食べていると、1個、2個と周りから手が伸びてくる<o:p></o:p>

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京都の街なか:ヒューマン・スケール

2010-12-10 06:05:22 | 都市計画

京都は条房制( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%A1%E5%9D%8A%E5%88%B6 )に基づく区画( http://www.city.kyoto.jp/somu/rekishi/fm/nenpyou/htmlsheet/toshi03.html )で大まかに言うと街区が40丈(120m)でそれが4つで条(大体500m間隔)となる。街区は銀座のひと丁目の大きさと同じだ。これが、ニューヨークだと東西が倍になる。洛中を歩くと1街区大体 1.5分から2分の距離だ。観光に歩いて快適な構成だ。<o:p></o:p>

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 更に面白いのが、露地(入り込んだ道)や厨子・突き抜け(通り抜け道)で、昔の風景やスケールがある。町家の商店や長屋も多い。もちろん、防火・防災の備えが必要な箇所もあるが、都心の共同居住、コミュニティ形成の可能性もある。特に、単身世帯がお互いに「適度な距離で」の隣組ができる。町家のシェアリングなどもあり今後の都心居住の新しい形となろう。<o:p></o:p>

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 都市計画も規則と変化が楽しい

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紅葉庵(江坂) 美味しいおうどんに驚嘆

2010-12-09 06:06:48 | 食べ歩き

 道頓堀 今井の流れをくむ江坂の街場のおうどん。きつねうどん(650円:今井は735円)、本日の丼(180円:牛肉時雨丼)を。うどんは今井そのもので出汁が優しく味わい深い。麺も半透明でしなやかで弾力もある。今井より美味しいと思った。丼は味が濃く、単なるご飯にきつねを乗っけて食べた方が美味しいかも知れない。お漬物はありきたりで残念。<o:p></o:p>

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 恐るべき江坂のうどんの穴場、次は2杯食べるか。<o:p></o:p>

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中森明菜と伊達公子の共通点:前で捕る

2010-12-08 06:05:32 | 趣味

 相変わらず中森明菜を聴いている。リズム感が良く楽器のビートを先導する感じがある。とおもったら、テニスの「アラフォーの星」伊達公子のライジング・ショット(前に出て上がりばなを打つ)を思い出した。これらは天性のものだろう。なかなか真似ができないし、下手に前に出るとその後が続かないということになる。中森明菜もスローバラードなどでは手や足でリズムを採っている。<o:p></o:p>

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中森明菜の快復を願う。<o:p></o:p>

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龍舞 (烏丸御池) 青椒肉糸定食 :食堂みたいだ

2010-12-07 06:09:40 | 食べ歩き

紫明にあった鳳舞の流れをくむ中華でお昼の豊富なランチ(900円)をテニスの後に。漫画とかおいてある店内は喫煙区分。なかなか案内が来ない。青椒肉糸は豚肉で、油通ししてから炒めてはいないようだ。玉葱が多い。味付けは餡がきつく酢を大量にかける。大変親しみ易いお味とでも言っておこう。ご飯とデザートは店内中央までセルフサービス。「コーヒーは2杯目から有料」とある。付け合せの、春雨は塩っぱい。ザーサイは秀逸。スープはありきたり。<o:p></o:p>

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ご飯をお替りに行くと食べるラー油があり、大量に取る。生臭く香ばしさがない。ラー油にXO醤を入れたようなお味だ。<o:p></o:p>

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 普段使いで、お腹一杯になるには選択肢の一つ。<o:p></o:p>

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「最強のサービス」の教科書(内藤 耕):サービス業の生産性は科学的分析ができるという観点は面白い

2010-12-06 06:10:41 | マクロ経済

軽く読める。サービスに集中し、不要な人的労働は機械化・合理化・切捨てが結論。わかり易い。事例で解説があると説得力がある。<o:p></o:p>

内容はサービスの提供作業の的確性を判断するKey Peformance Indicator:KPI)を経営指標としているが、詳細はない。サービスに専念するシステム作り、サービス提供のマニュアル化に向けた情報システムとフィードバック、安定雇用確保と稼働率平準化が事例から結論付けられている。また、非効率なサービスの切捨て(ホテルの朝食、電話、部屋の飲物販売 等)がある。サービスへの科学的・工学的アプローチが結論だ。但し、理論とまではなっていない。これは筆者の専門書の「サービス工学入門」を読むべきだろうか。<o:p></o:p>

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この本を読むと、例えばラーメン屋の食券機がなんであるか(衛生、明確化、先払い)などの理由も考えるようになるだろう。<o:p></o:p>

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不要なサービスはデパートに多い。見ているのに「何をおさがしですか?」とかまわれるのは困る。ぼんやり見る自由がないし、店員のコストは価格に跳ね返る。しかし、店員がいないと困る場合もあろうし、盗難の恐れもある。となるとデパートの売場自体、専門店化し相談が楽しめる売場にする必要がある。<o:p></o:p>

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本当に欲しいサービスを考える源になる<o:p></o:p>

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花くじら(北店) 寒風のなか美味さと安さを堪能

2010-12-05 07:15:36 | 食べ歩き

梅田駅から歩いて15分はかかる。シンフォニーホールの手前だ。道頓堀のたこ梅と似たお店で関東煮(かんとうだき)。錫のちろりやぐい飲みも同じようだ。<o:p></o:p>

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 たこ梅の関東煮は浅いお鍋を使い強火で短時間煮るのが特徴で砂糖を驚くほど入れる。(三角錐にてんこ盛りで入れていたのを見たことがある)そのため、下煮など手が施されており、最後に短時間煮る為歯ごたえがしっかりし、味も濃い味がまといつく。なお関東煮は揚げた練り物表面の油の乳化が特徴で、昔は出汁も鶏や肉で旨味をしっかり出したお店もあった。静かに低温の魚出汁で煮る梅田の常夜燈とは対極にある。<o:p></o:p>

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 たこ梅で昔は癖を嫌ってか大根が無く、海老芋が名物だった。鯨のコロやさえずり、蛸が名物であったが、そこそこのお値段のお店であった。<o:p></o:p>

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花くじらでは、春菊や葱袋(九条葱の微塵切り入りお揚げ)などの野菜もある。(春菊は閉店した「心斎橋 しる清」が懐かしい、味噌だれもあったな)すじも柔らかで味わい深い。牡蠣の串もなんとも良い、仕上げの塩とレモンが小粋だ。感心したのは厚揚げ、三角で柔らかく出汁と馴染みが良い。お酒など二人で4合、こなから(二合半)くらいでほろ酔い。5千円でおつりの勘定は驚きだ。<o:p></o:p>

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梅田の近くにもう1店欲しい<o:p></o:p>

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久々にパンク:チューブ交換

2010-12-04 06:43:03 | 趣味

 プロムナードのリアタイア(650B)がパンク。調べると尖った茶色のガラスが突き刺さっていた。早速パッチを張るが、継ぎ目にあたり上手く行かない。結局、出町のアイバサイクルでチューブ(730円:ミシュラン)を交換した。<o:p></o:p>

 30数年乗っているが、パンクは初めて。どうもガラス瓶の破片のようだがどこで拾ったのだろうか。しかもトレッドに垂直に入っておりなかなか珍しい。700Cの高圧タイヤなら弾くか、刺さってもケヴラーの層で跳ね返したかも知れない。(チューブラーでは尖がった砂利石でサイド・ウオールを切ったことがある、もちろん張替)久々のパンクはなかなか手間がかかった。<o:p></o:p>

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昔はパンクが当たり前だった<o:p></o:p>

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平野屋の豆腐で湯豆腐:京都の楽しみ

2010-12-03 06:06:53 | 食べ歩き

姉小路の平野屋は隠れた名店。羅臼の昆布を入れてさっと湯豆腐がたまらない。豆腐が締まり、滋味が深い。お昼はテニスの後の空腹でお腹に溜まる洋食や中華が多いが、夜はあっさりが良い。<o:p></o:p>

 平野屋の豆腐は地下水とにがり、豆だけだそうだ。何時もご主人と奥様、叔父さん二人の4人で作っている。最近若い方も。なんとも嫌味がなく味が濃い豆腐だ。一丁200円だが、お値打ちと感じるお値段とお味だ。お揚げも美味しく、これさえ入れれば豚汁も、粕汁もよりおいしくなる。<o:p></o:p>

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市井の美味しい豆腐屋は喜び<o:p></o:p>

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対前年比からの脱却:近視眼的過ぎる

2010-12-02 06:05:27 | マクロ経済

車や家電は政府の後押し策が一息つくと売り上げが下がったとある。これは、数年の比較で見ると、プロモーション期間が需要の先食いをしたとわかるはずだ。数年のデータで記事を書かない新聞などのメディアは「近視眼」過ぎる。<o:p></o:p>

 デパートも対前年がやっと成長になったとあるが、これは色々調整した数値の比較だ。デパート自体はずっと売上低下があり、それが面積縮小なのか、売場効率(月/坪売上)かの分析もない。誠に短絡的と言うしかない。<o:p></o:p>

 また、贔屓の引き倒し記事も多い。例えばユニクロなど一時は「限界か?」というのが多かったが、最近は賞賛が多い。安く品質が良いのは認めるが、ファッションならH&MZaraなどとの比較も欲しい。どうも分析と論理が単一的だ。<o:p></o:p>

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メディアが正しいとは限らない、新聞会社も赤字転落がある<o:p></o:p>

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