都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

麺やBar 渦 (京都大丸 催事):平凡な東京ラーメン

2013-09-14 07:06:17 | 食べ歩き
 藤沢鵠沼海岸で名を馳せるというお店、醤油の湘南湯麺は850円で出てくるまで時間がかかった。細いめんは固めで腰がある。スープはあっさり醤油で脂が覆う。和泉町の大勝軒みたいな感じ。ばら肉の大きなチャーシューは美味しい。メンマはふつう、葱はなぜか九条葱だが太葱のさらしが味も歯触りも良いと思う。小魚のすり身団子が入るが潮の味が重なり余計な感じがする。

 高いがふつうに美味しい、味噌が売り切れだったがこちらがもっと美味しいのだろうか


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三麺流 武者麺(大阪 江坂):それぞれは美味しいが全体の構成に課題が

2013-09-12 06:02:46 | 食べ歩き
 新店でMSG無しの真面目なお店、店員も多く気合いが入っている。中華そば熟成(650円)にから揚げライスセット(150円)で800円。スープはねっとりで温度を上げられないのかぬるい。塩っぱく醤油が効いている。細めの全粒粉入りの自家製麺で固め、味わいがいまひとつ。スープはどっしりで具材の卵・メンマ・チャーシュー・海苔ともいまひとつの相性。
 ご飯は少なめ、平らで小さなから揚げ3個とキャベツすこし。どうにもラーメンと合いにくい。から揚げ、ご飯、ラーメンをそれぞれ食べているみたいだ。おのおのの味は悪くないが、全体としてまとまりがいまひとつ。絵を描くとき、全体の配置から構成するのでなく、端から描きこんだみたいだ。
 スープは濃く、塩っぱく、鶏の臭いが口に残る。それに加えてチャーシューなども塩っぱい。いくら夏でも塩分の取りすぎのようで水をがぶ飲みする。

 ひとつひとつの美味さの比較ではなく、まとまりが食べての感じ方だ。傑作といわれる絵も部分部分では見栄えしないが、全体では力がある。気合いも入りすぎはどうかな


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コールハースは語る(レム・コールハース):独自の観点からの建築論

2013-09-11 19:08:30 | 芸術
 相変わらずのレム節。ショッピングをテーマにすべきなのに建築では重要性が認識されていない。理由は建築を思慮深いものとしてとらえて芸術と思っているから。建築は誇張されすぎた「ジャンク・スペース」と定義している。
 建築家は「反転したミダス王」で建築家が目を向けた途端に誠実でなくなり、即興性や純粋性がなくなるとは自己矛盾のようで面白い。ヴォイドの発想者の矜持か。
 ベルリンは「中国的都市」つまりは短期間に大量の建築をした。人工的で歴史と調和しない、ライヒスタークのノーマン・フォスターのガラス・鉄のドームは「イノセンス」で唯の頭を載せ替えただけで哀れな状況、「公式の悪魔祓い」はうまくいかない

 よくわからない内容だが、都市と歴史・生活と建築の観点からロジックを見つけるレムらしい


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麺やマルショウ(大阪 豊中):台湾ラーメンはいまいち

2013-09-10 06:00:26 | 食べ歩き
 酷暑の中、辛い台湾ラーメン大盛り(800円)にする。結構辛い、上にはひき肉、角切りメンマ、みじん切りのにら、チャーシュー小ぶりで厚いのが1枚。
 スープは鶏白湯のようで粘りがあり、後味に鶏の臭いを感じた。さっぱりの清湯でも良いと思った。麺は低加水の細いものであまり好みでない。レンゲは穴あきでひき肉が掬えるがスープが飲めない。どうも好みから外れているが汗は盛大に出て夏向きだ。

 あっさりでバランスが素晴らしい日向ラーメンがやはり好みだ


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日本辺境論(内田樹):論旨のフローが

2013-09-09 06:04:43 | マクロ経済
 2009年出版、講演記録に準ずる形式で読みにくい文体だ。日本人とは辺境人であるとの論述だが、論理の流れがいまひとつうかめない。丸山眞男の「変化のしかたが変化しない」や「空気に流される」が基本となっている。決断やネゴシエーションができないのは「自説を形成するにあたった自己史的経緯がない」ため、つまりは自説の理由が言えない(持っていない)ためというのは卓見だ。
 日本人の学び方は最高の効率とあるが、これは勉強であって、学問にはあてはまらないのではないか。創造的な分野では器用さがかえって仇になる。「先駆的に知る力」が大切との指摘はそのとおりだ。
 辺境と日本語の特色。「何が正しいのか」よりも「正しいことを言いそうな人間は誰か」、ふきだしと絵の並列処理は日本独特。

 一度読めば要旨はつかめる


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魁力屋(京都 烏丸):台湾ラーメンの餃子セットは麺が多かった

2013-09-08 04:59:06 | 食べ歩き
 酷暑の中、テニス。塩分補給に元町ラーメンに行こうとすると、日曜休日、近くの魁力屋に入り、韮と大蒜がうまそうな台湾ラーメン(780円)の餃子セット(1,060円となる)の麺固めにする。
 台湾ラーメンは熱々で卓上の葱と大蒜を足して食べる。ご飯と餃子(冷凍風の焼きあがり)に卓上の黄色い角切り沢庵を食べるとご飯、餃子、野菜がうまい。麺は固めで旨味が乏しく殆ど残した。野菜と葱と大蒜の組み合わせは食べでがある。ご飯大盛りで麺は少なめにすれば良かった。スープが冷えるとくどさがあった。

 それにしても、ラーメンで千円を超えるのは納得がいかない


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晩夏の桂・修学院離宮 大雨の後、景色がすっきり、空気が澄んでいる

2013-09-07 03:24:22 | 京都
 例によって朝は桂、空が碧く深い。案内はメガネの茶髪の女性、マイクで話す。15名くらいで少人数、写真が撮りやすい。
大雨に洗われて木々や石が綺麗。人間なら湯上りの体みたいだ。竜胆の紫の花が咲いている。秋だ。どこを撮ってもすっきりした写真になる。松に艶がある、住吉の松には鷺がとまる。気温もしのぎやすいが陽射しが強い。
月波楼が一番好きだ。この部屋からの眺めは広々として展開がある。月見にも、水面に映る月も楽しめる。屋根が軽やかだが、一部入母屋で月波楼の額が掛けられているのもお遊びのようだ。

 パスハンター(Moderata)で洛中から修学院まで走る。ブレーキは好調でスピード・コントロールが意のまま、ブルックスのサドルも良い。案内は男で若いが由来や建築に詳しい方、今日は暑さに負けたか帽子とお茶のボトル持参。10人くらいで少人数。稲穂の黄色と葉の緑の段々畑が良い。空気が澄んでいて隣雲亭からははるかに大阪阿倍野のハルカスが遠望できた。
 庭に落ちる木漏れ日が綺麗だ。苔も息を吹き返している。蜻蛉が飛び、池には鴨のつがい、つくつくぼーしも鳴く、記録的な酷暑の夏も終わりだ。

 日焼けしたようで疲れた。お庭も数十回拝観すると、設計の趣旨や工夫、見どころが分かってくる


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キッチン1484(京都 桂):隠れ家創作料理で盛り上がる

2013-09-05 05:31:41 | 食べ歩き
 テニスの集まり、13人で貸切。桂駅西口を西に二筋、北に少し、住宅地の中にお店がある。コースが3,800円、お酒は別、飲み倒して合計6千円だった。9品、口取り、冬瓜のスープ、鰻の茶碗蒸し、帆立貝のマリネ・サラダ(ドレッシングがよかった)、その他、ハヤシライスのドゥミグラス・ソースが薄めでお肉も軽め(豚肉のフィレみたい)だった。
 京都の家庭料理と洋食の融合のようだ。とにかくテニス仲間で盛り上がった。

 貸切で盛り上がれる隠れ家だ


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京都の平熱(鷲田清一):最近の京都論、界隈が多く面白い

2013-09-04 05:40:02 | 京都
哲学の教授が語る京都と学生、文化案内が独自だ。風俗も多く京都を知る方には楽しめる。一筆書きの順路で巡る町案内のルートの観点は親切。
都市の条件に大木、宗教施設、場末は時間、内・外、闇の指摘は賛同する。確かにニュー・タウンや大型開発にはこれがない。歴史の重みと街の形成、住まいの流れ、共通とする思いが大木に象徴される。彼岸と此岸の出会いは宗教施設だ。生きるということの不思議さを感じ、壮大な時間や真理に思いをはせる場所が宗教施設だ。闇とは霽れと褻以外に、人間の弱さや群れる楽しさを感じる都市の隠れ家だ。路地裏、馴染みの店、悪場所など色々あろう。宗教施設の近くに多いこともある。

 楽しく読める京都の紹介だ


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元町ラーメン(京都 烏丸):お昼の定食と塩っぱいラーメンは夏向き

2013-09-03 06:06:00 | 食べ歩き
 酷暑のなかテニスを散々楽しんで、塩分補給もかねて、濃い醤油のラーメンと唐揚、ご飯のセットで830円。ラーメンはモヤシ一杯で近藤製麺が染まるくらいの醤油の濃さで酸っぱさもある。大蒜辛子も入れてゆっくり食べる。唐揚は固く真っ黒、キャベツがお供。旨いし安いし、お腹一杯。
 ラーメンは脂身チャーシューと赤身チャーシューがたくさん。脂と唐揚の皮は残す。ご飯が進む、お水もがぶがぶ。テニスの後でも醤油がきつい。麺がご飯のおかずになるくらいだ。
 再訪し、醤油やや薄め、ニンニク、もやし大目(おいめ)で食べるとねっとりスープと香ばしい醤油がたまらない。辛いラーメンもあるようだ、一度食べよう。

 久々だが、路地の奥でもお客が多い、今度は薄めにしよう


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Windows7 便利で速い、XPから乗り換えやすい

2013-09-02 05:25:18 | 世情
 Windows7 Pro 64bit にした。ソフトの入れ替えややり替えに1日がかり。結論として:
レノボはかっちりしたキーボードと本体で使いやすく秀逸なのはシャーシの剛性とゴムの接地性だ。しっかりしていてタイピングも良い。流石もともとIBMタイプライターの系譜だ。しっかり、どっしりがある。

Windows7:親切機能を最低限にしたが速い、4Gのメモリーは頼もしく不足しない(大体使って2G使用だ)
気に入ったのが
・ワード・エクセルのリボン隠しと2003スタイル(別に対応)、ワードが前の箇所に復元移動は便利だ
・インターネットが速い
・立ち上がりも速い
・横長画面と活用:メールは内容が横に、便利
・XPモードで古いソフトを使ったファイルも立ち上がる(前の論文など至便)
・画面のタブの順番を入れ替えるのは便利

不便なのは横長画面だ、無駄に横がある、機能関連は横に表示したらと思う(できるのかもしれないが)

 XPのHPはまだまだ元気(移設したファイルも捨ててHard Disk が軽い)、ダイニングの共用兼出張用に使うつもりだ


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長尾中華そば(青森 阪神百貨店 梅田 催事):こく煮干中華そばはねっとり煮干で旭川ラーメンみたい

2013-09-01 06:27:23 | 食べ歩き
 青森ラーメンは初めて。あっさり中華そば701円があるが、こく煮干中華そば851円にする。濁ったスープに丸い断面の普通の麺、旨味がある。スープはねっとり、葱の小口切りがアクセント、味が薄いくらいでどんどん胡椒を入れると更に良い。
全体に量は少ないが、メンマは柔らかく煮含められ、チャーシューも丁寧な脂身と赤身の合わさったもので味が染みている。食べていると旭川ラーメンの青葉を思い出した。

なんとも美味しい、気に入った、今度はあっさりも食べてみたい、大阪にも出ないかな


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