みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

ロバ勲章

2009-01-02 | かーど&手描き
         ドタバタとサボっているうちに2009年になりました  

         クリスマスカードと年賀状を立て続けに出すというのも面倒なので

         もう長らく、両方まとめた挨拶カードを作っています。

         以前には12月中に発送済みだったのですが、この数年立ち遅れ続き

         それで、旧正月向けのカード?が出来るまでのつなぎに古いカードをアップ

         毎年、短いお話や引用を使っています。このときのお話は「ロバ勲章」


         耳を強調し過ぎてウサギロバ
         

         A4のマーブル紙を使い三つ折りにしてあります。

         広げたところ(一番上の行は「謹賀新年」に当たります)
         

         カードの裏側には自分の訳文をプリント。訳文をアップするため
         概略文と本文に分割する方法を考えたのですが、そうすると
         基本設定を変えることになり、これまでの記事がどうなるか不明
         訳文のワード文書を、ブログ画面に貼り付けると長くなるので、
         訳文を画像としてスキャンしたのはこちら
         万一お話に関心をもたれましたらクリックどうぞ


ところで
アブ・アル=ハイルの本心は、どうだったのでしょう?
宝物にしているロバですから、きっと、それは、いかなる名馬にも劣らない立派なロバだったに違いありません。要するにアブ・アル=ハイルは、大切なロバを手放したくなかったのでしょう。でも「嫌だ、あのロバは手放したくない」と言えば、大人気ないし、シリア(当時はオスマントルコ)とドイツの間の外交問題にも発展しかねません。両国のメンツをつぶさず、しかもロバを手放さない方法として、アブ・アル=ハイルは、手っ取り早くロバのメンツをつぶすことにしたのでしょう。本ロバが聞いたら「オレは、そんじょそこらのロバとは違う」と怒ったかもしれません。アブ・アル=ハイルの巧妙な駆け引きは、外交官の鑑ではないでしょうか。


         「ロバ勲章」のエピソードが載っていた本
         
         写真の人物が著者ファクリ・バルーディです。



         Wikipedia:ドイツ皇帝ウィルヘルムII世
         ヨーロッパを第一次大戦に導いた張本人ですが、
         ここでは気の利いた脇役となっています。
         (もちろん、お話は本当の出来事です。)



               


         今年が皆様にとって充実した年となりますように