12月に5日間入院した市立病院
Wilhelminenspital(ウィルヘルミーネンシュピタール)という名前は、資金を提供した侯爵夫人のウィルヘルミネさんに因むものです。
1月半ば、退院後の健康チェックで行ったとき、写真を撮ろうと思っていて忘れました
それで、以下はWikipediaフリー画像です
病院正面入り口
広い敷地に19世紀から逐次建てられた病棟が点在し、大学キャンパスみたいな総合病院。それで、敷地内を病院バスが運行していますが、私の入院した病棟は入り口から見えないものの近いので、バスの必要はありませんでした。
歴史的な建物らしい2つの病棟
私が入院したのは、平凡な、つまり新しいビルでした。
病院敷地内の教会
以前にも紹介しましたが、大きな病院には「付属教会」があるようです。
他の病棟は違うかもしれませんが、私の入院した建物には売店がありませんでした。飲み物の自動販売機があるだけ。では、どうするか?と言うと、シュトゥッツプンクト(基地)という表示のあるナース・ステーションに行くと、何でも出てくる・・・歯ブラシ、歯磨き、石鹸、シャンプー、タオルなど、なんでも支給してくれるのです(もちろん、タオルなんかは返すわけです)。
談話室にあるジュースなども勝手に飲んでいいし、パンちょうだいと言えば、出してくれるようです(私は頼まなかった)。
食事は、アルプス以北のヨーロッパ式で、昼食がメイン(スープと肉料理とサラダ)。夕食は、ドイツ語でアーベントブロート(夕方のパン)と言うとおり、パンとハムかソーセージとサラダ。
アルプスの南側、つまり南欧だと、盛大に夕食を食べるようです。夏の日中は暑いので、夕方になって食欲が出る、ということかな。
北の方だと、夜は寒いし、昼間たっぷり食べておこう、というわけで、歴史の中で夫々の食習慣が形成されたのではないかと推定いたします