前々回、
前回の続きでごめんなさい

(でも最終回です)
ウィルフレッド・オーエンの詩を知ったのは、ベンジャミン・ブリテンの「戦争レクイエム」を通してでした。初めて曲を聴いたのは日本で、ブリテンがレクイエムのラテン語典礼文の間にオーエンの詩を加えていると知りました。しかし、この時はそれだけ。
ウィーンで暮らすようになって、ある時、ドイツの週刊紙「
ディ・ツァイト」にウィルフレッド・オーエンが紹介され、強烈な印象を受けました。これによってブリテンの「戦争レクイエム」も思い出したのです。これまでに
コンツェルトハウスで2回ほど戦争レクイエムを聴いています。
第二次大戦中、ドイツの空襲で破壊された
コヴェントリーの大聖堂が戦後再建され、1962年の献堂式に、戦争レクイエムが初演されました。この作品には、平和を希求するブリテンの思いが込められています。
私が持っているCDのケース表側
裏側
ブリテン自身が指揮している歴史的な演奏です。3人のソリストは、第二次大戦で主要な参戦国であったイギリス(テノールの
ピーター・ピアーズ)、ドイツ(バリトンの
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ)、ロシア(当時のソ連のソプラノ、
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ)を代表しています。
添付リブレットの表紙を飾るブリテンの写真
ヴィシネフスカヤが歌うリベラ・メ(我を救いたまえ)

典礼文がラテン語と英語訳で表示されます。
ウィルフレッド・オーエンの「奇妙な出会い」
ピアーズとフィッシャー=ディースカウ

オーエンの詩が表示されます。
ウィキ・リンク
戦争レクイエム
ベンジャミン・ブリテン
レクイエム
ブリテンは
ショスタコーヴィチと並ぶ20世紀の2大巨匠です。
ブリテン作品に関する以前のみみずボログ記事
西洋版墨田川
西洋怪談