ウィーン大学本校舎や
エフルッシ宮殿の近くに、私の「出発点」があります。恒例ピンボケ写真の羅列であります
1)大通りからちょっと入ると、こんな建物があります
2)下の入り口部分
3)古い建物が映っています
4)
5)ウィーン大学法学部の建物
でも、これが出発点ではありません
6)突き当たりの現代建築でもありません
7)これが「出発点」ギムナジウムの建物です
8)ここから出入りすること数日
9)法学部前から見たギムナジウムと隣の建物
9)法学部前から大学本校舎の方向を見たところ
10)向こうに
市庁舎の塔が見えます
11)ちょっとアップ
ウィーンに来て最初にしたのは、ウィーン大学夏期講座を受講したこと。外国人のためのドイツ語講座で確か6段階あります。
一般受講者のクラスは初心者の1から上級者の5まで。6は専門家用で、自国でドイツ語教師をしている人や独文学者のためのクラス。
クラス分け試験があったかどうかもよく思い出せません。とにかく最初は4のクラスに入れられて、このギムナジウムが会場でした。
数日後に先生から、上のクラスに行きなさいと言われ、5のクラスに移ったら大学本校舎の教室になりました。
で、全然知らなかったのですが、講座が終わったらクラスの1位で、
ウィーンの世紀末文化に関する大きな本をもらいました
クラスの先生が私に仰ることには「もっと成績の良い人もいたけど、あなたが一番熱心だったからです」とのことでした
この夏期講座は本当に楽しかったのです。ほかの事は考えず、ドイツ語だけ勉強していれば良いというのは楽しい
そのずっと後、同じ経験をしたのはダマスカスでアラビア語コースに通ったとき。
アラビア語だけ勉強していれば良い、わーい嬉しい、幸せー
コース2回と個人教授2回、4回続けましたが、毎年帰るときは悲しかった
超蛇足ですが、
シリア情勢はますます難しくなる一方で、本当に悲しい
ちょっと似た体験は
シエナでイタリア語コースに通ったときですが、シエナが、あまりにも中世都市(厳密にはルネサンスまでに出来上がって以降の発展がなかった都市)で、中世に閉じ込められたような気分になり、コース終わりごろには早くウィーンに帰りたくなりましたが、列車が発車した途端、シエナを離れるのが残念でなりませんでした。
実はウィーン大学夏期講座の後ドイツに行って住むつもりだったのですが、そのままウィーンに居座って今日に至ります