どうも長らく御無沙汰いたしました
これから又みみずのしゃっくり(つまりたわごと)をボチボチ書いていこうと思います。
今回のタイトル「スーパーマン・スーパーウーマン」だと長いので、またまた勝手な造語です。
「ちょうだん・ちょうじょ」とでも読んでください。まとめて「超人」という言葉もあるのですが・・・
既に猫飼いさん猫好きさんの多くの方がご存知で、今更紹介するまでもない2冊の本
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
最初の「訊け」がニャンとも面白かったので、「またまた」が出て大喜び、またまた買いました。繰り返し拾い読みしたり、「くるね胡」さんのイラストを眺めて長く楽しめる本です。
「猫を見ると病気になる」という人は別として、動物好きの方々には、きっと面白いと思います。教科書みたいな単なる一般論でなく、著者の体験や思いが率直に語られているからこそ「個別の中に貫かれる普遍」が浮き彫りにされるのでしょう。
「猫奥」様の「ひっそりこっそり」が又素晴らしいです。私のように本当に下手な元馬乗りには「猫奥」様が立派な馬乗りでいらしたことも分かります。本当に下手な馬乗りは、馬に乗せていただくだけで、大きな怪我はしないものです。命にかかわる大きな怪我をするのは本当に上手な騎手だけです。「猫奥」様のような人馬転倒で馬の下敷きになって亡くなる人もあるので、「ひっそりこっそり」に書かれている事故は運が良かったほうだと思います。
しかし、乗馬の話ではないので、以下私が一番言いたいことは・・・
獣医さんはスーパーマン、あるいはスーパーウーマンです!
人間のお医者さんの場合、内科、外科、耳鼻咽喉科、眼科、歯科、産婦人科、皮膚科など分野が細分されていて、医学の基礎を学んだ後は自分の専門分野のみ治療に当たれば良いわけですが、獣医さんは全科担当です。手術もしなければなりません。しかも、人間は「1種類」ですが、農業関係の獣医さんなら牛、馬、羊などの家畜を診るし、動物園の獣医さんだと、ゾウやキリン、カバその他様々な方々を診察・投薬・手術しなければなりません。
それで、獣医さんはスーパーマン・スーパーウーマンだと思うのです。
どんな大騒ぎの猫患者さんもピタッと保定される「猫奥」様もスーパーウーマンだと思います。
獣医さんになる人たちは、例外はあるかもしれませんが、動物が好きで病気や怪我から助けたいと思って獣医学を勉強されるのだと思います。でも、以前に動物園の女医さん(スーパーウーマン)がインタビューで言っていました。「本当に動物と仲良くなりたかったら飼育係になることだ。獣医は嫌われるだけだ・・・」
それに、犬さん猫さんを含め動物の皆さんは、症状を説明したり、「治った」と報告したりしません。彼らには気休めなど通用しません。ここでも又、獣医さんはスーパーマン・スーパーウーマンだなあ、と思うのです