ラジオで数日間
サーミ人の伝統音楽が紹介されていました
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その伝統音楽は
ヨイクと呼ばれ、キリスト教以前の原始宗教として禁止されてきたのですが、本当の伝統というものは、単なる禁止で滅びるものではないのですね。今も歌い継がれ、むしろ貴重な伝統文化として評価されているようです。
ヨイクの一例
サーミ人の伝統的な居住地域は
ラップランド、その住民はラップ人と呼ばれていました。でもラップランドは平たく訳すと「ど田舎」、ラップ人は「ど田舎者」ということになるので、今では使われなくなっています。
ジプシーが
ロマあるいは
シンティ・ロマ人と呼ばれるようになっているのと同じですね。
サーミ人は、アメリカ・
インディアン、
エスキモーあるいは
イヌイット、アイヌなどとも民族的・文化的に縁戚関係にあります。つまり、この方々は広い意味での北方の親族と言えるでしょう。
追記:
シリーズ最終回の放送によれば、遂にヨイクが教会でも歌われるようになったということです
アイヌの伝統文化も、大切に守り受け継ぐべき日本の宝と言えるでしょう。
熊などの木彫や織物、
ムックリは極めて特徴的でひと目でそれと分かります。
YouTubeで見つけた
ユーカラ