ウィーンのヨゼフィーヌムは医学史博物館です。この美女も、ここにいらっしゃいます。
人体内部臓器のワックス模型ですが、とにかく美女です
ヨゼフィーヌムは、名称からも分かるように、科学技術に力を入れた皇帝
ヨーゼフII世によって1784年に設立され、現在ヨゼフィーヌムの名で医学史博物館となっている建物は1785年に完成しました。
当時、皇帝は、弟の
トスカナ大公をフィレンツェに訪問したとき、フィレンツェ製の精巧なワックス人体模型を見て感心し、3万グルデンをかけて数々のワックス模型を制作させました。ワックス模型は医学全般と外科医学の医師・医学者養成のためであり、同時に解剖学博物館に展示されました。
金額については
ギルダー参照
換算するのが面倒なので、お時間のある方は換算してみてくださいませ
ヨーゼフII世が礎を築いたウィーン大学医学部は王朝時代、世界で最も進んだ医学部でした。
斉藤茂吉が留学したのも王朝末期のウィーン大学です。
ヨゼフィーヌムは誰でも行きたがる観光名所というわけでもないので、
独語ウィキしかありません。
画像はヨゼフィーヌムのHPにあるものです。
英語HP(沢山、画像があります)
ヨゼフィーヌムには自分で行って写真を撮ろうと思ったのですが、どうせ、この写真のようにはっきりしたものは撮れないので、サボりました
このところ写真を撮っていないので、借り物画像が続いていますが、そろそろ自分のピンボケ写真もアップし・・・ようかな