うっかりして又日数が空いてしまいました
近年はアフリカや中東などから粗末なボートで地中海を渡ってヨーロッパをめざす難民の多くが地中海で命を落としています。
21世紀における大きな人類の悲劇です。
難民に対するヨーロッパ諸国の態度は、ますます閉鎖的になりつつあります。
現在の事態の遥かな遠因である植民地主義時代、ヨーロッパの列強は招かれもしないのに勝手に侵入して植民地化し、自国の利益のために植民地を破壊しました。
難民
しかし、別の犠牲者も急増しています。投棄され海洋に大量に堆積浮遊するポリ容器・ポリ袋などによる海洋生物の犠牲者です。
上の写真は、数年前にウィーンのショッピング街マリアヒルファー・シュトラーセで環境保護団体が行ったデモンストレーションです。
ポリ・プラスチックの廃棄物で造形された魚です。
犠牲者は魚ばかりでなく海の哺乳類も含まれます。
もうひとつの危険は
地球温暖化に伴う海水・河川・湖沼の水温上昇です。
水温上昇によって水中の酸素量が減少し、魚など水中を生活圏とする生物が酸欠状態になるそうです。
もちろん水温上昇が生活圏の移動、プランクトンなどの減少なども重大な危険要素です。
海洋汚染