既にご存じの方も多いのではないかと思われますが、「私も感動しました」という意味で遅ればせながらご紹介

本当に息をのむ驚異的・感動的な美しさ


美しき小さな虫たちの図鑑
↑この紹介ページで、驚異の画像が幾つか見られます

自然界には美しい動植物が存在することは誰でも知っています。数々の花や蝶、美しい鳥たち・・・玉虫厨子で知られるタマムシは代表的な例です。
しかし、自然はもっともっと美しい生物に満たされているのです。
この図鑑に登場する虫さんの多くは1センチ以下の、それはそれは小さな方々です。日常生活では、その存在にも美しさにも気づかず過ごしてしまうでしょう。
それが、この本によって、彼らの驚くべき美しさが記録され、誰もが繰り返し、その美しさに感動できるのです。
猫さんは大きな目の持ち主で、その美貌を誇っていますが、虫さんも実は超大目の方々

「顔中が目」というか「目中が顔」というか・・・

著者は昆虫学者ではありません。もし昆虫学者だったら、却って美しさよりも他の部分に没頭してしまうかも知れません。
しかし、米粒のような虫さんたちの宇宙的な美しさを定着させる特殊撮影技術では第一人者なのではないでしょうか。
著者はお坊さんで、ムシをデザインしたのはダレ?というブログに自然界の芸術作品を紹介し続けてきた方です。つまり生死を哲学的に見つめ慈しむ専門家ですから、小さな小さな命を優しく労わっておられることが判ります。
「同じ地球に住む小さな小さな生き物、共存していく愛しい仲間」とは、あとがきの中の著者の言葉です。
その後で著者が紹介されている詩「蜂と神様」も素晴らしいです

<ののちゃんより>
sea.ap.teacup.com