今年もチェルノブイリの日が巡ってきました。30年前の今日は事故翌日で現地は地獄、東欧は緘口令で報道一切無し、スウェーデンで「何かおかしい」と気付き始めた日です。
少し離れていても、風向きなどの関係で、オーストリアも中度の放射能汚染を被った国のひとつです。
以前の記事:ライラックの思い出
30年経った今も恐怖と不安は変わることがありません。「チェルノブイリ」は今も続いているのです。「福島第一」も、まだ長く続くことでしょう。
以前の記事:脱原発トリオ
繰り返し書いているように、オーストリアには原発がありません(40年近く前の国民投票で反対が多かったため)。
しかし、問題は隣接諸国の原発に取り囲まれていることです。
こんな風に周辺は原発だらけ
西側隣国のドイツとスイスは脱原発を決めていますが、東側の国々は原発依存傾向が強いのです。何か大事故が起こればウィーンなど即汚染地帯
唯一のささやかな慰めは、オーストリアからは決して周辺諸国を巻き込む原発事故が起こらないということです
100%安全という保証はなく、大きな事故が起これば地球汚染にかかわる原発は、本来あってはならないものだと思います。
とりわけ大地震の避けられない日本は、原発依存国の中でも、特に危険度が高いと言えるでしょう。
ハイテク先進国・地震大国である日本こそ、新しい安全なエネルギーを開発してほしいと思います。
ところで・・・
ウィーンとその周辺で地震があったのですよ 日本式の震度だと震度3くらいかな
色分けの数字はマグニチュード、黒丸が震源
ヨーロッパでは南欧で大きな地震が起きています。地震の年表
また少々ゴタリングになります。ときたま覗いてやってくださいませ でも乞無期待
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