ベタなタイトルですみません
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昨年のお正月にテレビで御覧になった方も多いでしょうが、私は日本の外に住んでいる上テレビも持っていません。
昨年ネット検索中に偶然、「風雲児たち」の「蘭学事始」部分ドラマ化を知りました。
DVDが出たので早速購入、ついに見ることができました
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「風雲児たち」の中でも傑出したエピソードがドラマ化されたのは素晴らしいことです。
学校の授業で習った以外に、この史実を知ったのは吉村昭の「冬の鷹」でした。深く感動しましたが、前野良沢が理想化されているようにも思えます。
それを修正してくれたのが、みなもと太郎の「風雲児たち」でした。
史実を確かめることは不可能ですが、杉田玄白が手柄を横取りするような人だったら、翻訳事業は頓挫していたでしょうし、後に前野良沢の業績を明らかにする「蘭学事始」など書かなかったかもしれません。
テレビドラマには「風雲児たち」に登場する他の風雲児たちの中から高山彦九郎、林子平、工藤平助、平賀源内、田沼意次が登場します。
この人たちは皆、主役級の方々なのに、チラッと点景に出てくるだけなのは何とも残念です。
しかし90分という時間制限の中で、せめて点景としてでも紹介したいということだったのでしょう。
「解体新書」翻訳事業だけで充分1年分のドラマになるのです。
「風雲児たち」は、そもそもタイトルの通り、主役級の人たちばかり登場するのです。
唯一テレビドラマの難点は、独特の魅力をふりまく漫画キャラクターではないことです
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テレビドラマのHP
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