みみずのしゃっくり

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暖かい話

2013-01-09 | その他

くさい話に続いて古代ローマ博物館の展示です。

古代ローマの人たちにとって、この辺りは寒かったわけで暖房は重要でした。


発掘されたローマ軍士官の家の床構造


床・壁面暖房システムで、床下の空間に暖めた空気が送り込まれました


壁の裏側にも隙間があって熱気が通るようになっていました


床に用いられたレンガ

一般には四角いものが多く、この形は珍しいデザイン

暗渠の蓋(砂岩製)



古代ローマ帝国の公衆衛生施設は大変優れていました。ローマ帝国滅亡と民族大移動による混乱で、そうした施設が失われた後、再び同じレベルになるのは19世紀後半だそうです。

Wikipedia:ヴィンドボナ
Wikipedia:Vindobona(英語の方が詳しく写真もあります)





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2 コメント

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Unknown (海月)
2013-01-10 12:55:07
床暖房に二重断熱構造、しっかり造られていてびっくりです。
東北の被災地の町づくりは、下水管の破損修理がなかなか進まず、上に建物を建てにくいんだとか。
インフラって大事ですね。
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海月さん (ななみみず)
2013-01-11 04:50:13
石+レンガ造りだから床暖房なんかもしやすかったのでしょう
社交トイレも排水がよく出来ているようだし

しかし、地上の耐震建築については
随分技術が進んでいると思いますが
地下の配管などについての耐震構造は
ひょっとして世界的に軽視される傾向があるかも・・・
これからの課題ですね
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