ヴェネチアの魅力は、本島だけではありません。
周囲に広がるラグーナ(潟)は、水で出来た砂漠、そこに点在する小島は
「常設蜃気楼」のようで、とりわけ夕暮れ時や霧がかかったときには、
とても幻想的です。そのラグーナの一角、ヴェネチア本島から北東に約1時間の
ところにトルチェルロ島があります(トルチェッロという表記も)。
7世紀から12世紀までは、ここがヴェネチアの中心地でした。
このため、文化史的に極めて重要なビザンツ様式の
サンタ・マリア・アスンタ(被昇天のマリア)教会があります。
内部には12~3世紀の見事なモザイクが見られるほか、
私の好きな「怪物」が「お住まい」です
写真はトルチェルロのメインストリートで、
後方にサンタ・マリア・アスンタ教会の塔が見えます。
その手前の石橋はポンテ・デル・ディアヴォロ(悪魔橋)と呼ばれ
欄干が無いのが特徴。それで、上に立つと落ちそうな気がしてちょっと恐い・・・
この写真では、人がまばらですが(殆ど人っ子一人だけ)、実は大抵旅行者がゾロゾロ・・・
前回の写真とは別の年です。「怪物」については続く・・・
日本だと看板などで色んな色がごちゃごちゃしていて人は多いし、これだけの広さに目障りな物が何も無いスポットを探すのは大変かも。
さて、どんな怪物が出てくるんでしょう...
でも、確かに看板ゴチャゴチャ状態はありませんね
この写真は例外、前の「舟っこ一艘いないカナルグランデ」は「超ウルトラスーパー例外」で、もう二度と撮れない写真です。とっても、可愛い怪物が出てきます