続いて数ヵ月前のNZZ(新チューリヒ新聞)記事です
タイトル「角を巡る角突合せ」
写真をボケボケ・アップ
これは、スイスのヴァレー州で飼育されている黒首山羊(Schwarzhalsziege)で、家畜化されている山羊の中でも最も古い品種に属し、極めて貴重な存在ですが、一時は頭数が減って危険な状態となりました。今はある程度持ち直しているそうです(ドイツ語Wikipedia情報)。
さて、上の記事で「角突合せ」ているのは、ヴァレー州の山羊飼育者組合とスイス全域の山羊飼育者組合です。
ヴァレー州組合の言い分「山羊にとって角は欠かせないもので、角を切るのは山羊の尊厳を傷つけるものだ。角を切った山羊は正規の台帳に登録したり、コンテストに出場させるべきではない」
全国組合の言い分「角を切っても、山羊本人(本山羊)の健康や諸器官の機能は全く変わらないのだから、角を切ってもかまわない」
とにかく、この山羊さんの美貌コンテストでは♂か♀かを問わず、角が立派なほど美貌なのだそうです
Wikipediaフリー画像
「黒首」と言うより「半黒山羊」か「黒白山羊」と呼びたいファッショナブルなお姿
ヴァレー州以外では飼育されていないせいか、Wikipediaでも英仏独の記載のみ。
英語記事(詳しくありません)
独語記事(他の2言語より詳しく、写真4枚)
仏語記事は、ほんの僅かですので無視
黒首さんの変種として、2007年に希少種財団で指定された銅首さんも・・・
ドイツ語記事しかありませんが、銅色ファッションの山羊さんの写真あり
何故か、古い希少品種の家畜はファッショナブルでチャーミング

以前みみずボログに紹介した「古い」愛らしい方々
めがねひつじ
マンガ豚
ゴマグリモナカのMichimichiさんが描かれた脱原発ニャンコの缶バッジ
必ず身に着けて歩くという方は、下をクリックして申し込み方法をご覧ください。
NO NUKES NECO project
色々な脱原発バッジがあります