まだ草木の芽吹きも少ない荒川河川敷でツンツンと出ていたつばなを抜いてきた。
まだほんの小さい頃少し年上の子供に食べれると教えられ、線路沿いの土手を一本抜いては食べながらかなり歩いた記憶がある。
抜いた穂が入っている鞘の真ん中辺りから白い穂を出し食べるとほんのり甘くて柔らかくとても美味しかった。
今日採集してきたつばなはチョット大きくなり過ぎている。
プラスチックの花器に生けあがった頃愛犬のリュウちゃんに引っ張られて友達が現れた。
食べたことがあるというのでおすそ分けしら、先ほど60年ぶりのつばなはこくのある鰹節の味がして、昔食べたのはピンクに穂が出た状態でほのかに甘かった記憶があるというような内容のとメールが入った。
穂が出た状態では食べられないと思うがお互い昔食べた草の味は懐かしい記憶とともに覚えている。
5月ごろ白い穂が一面になびくのもキレだが葉を草木染にしても黄色がかった黄緑色になる。
いろいろと楽しめる草です。
つばなはチガヤの食べられる時期のよびなのようです。
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