東京大学総合研究博物館の前に置かれている大きな鳥の置物が目をひいた。
リンとしてかっこいい!!。
その日は時間がなかったので今日行ってみた。
3月15日~5月18日まで”鳥のビオソフィア 山階コレクション”として開かれている。
写真の鳥はエプオルニスでマダガスカル島で絶滅したそうだ。
30センチもあり殻の厚さが3ミリもある卵と骨の標本が展示されている。
背の高さ3メートル体重45キロもある飛べない鳥が生きられた時代があったのだ。
三宅島はバードウオッチングの島でアカコッコ館という鳥の名前がついた自然観察館がある。
そこでは望遠鏡でバードウオッチングできるが飛んでる鳥を観察するのは難しい。
この展覧会では剥製の鳥が多数展示されててゆっくりと観察できた。
真っ白な鳥と白と茶色のまだらの鳥がよく似ている体型だと思ったら冬と5月頃のライチョウだった。
今はブロイラー産業といわれ卵を産む機械のように飼われている鶏が数十年前は生活の場で飼われていて種類も多かったことも家禽類の剥製を見ながら思い出した。
山階博士の書斎を再現している場所で驚いた。
タンスが開かれている中をのぞくと剥製にされて棒状に紙テープされた鳥がぎっしりとつめられている。
私も昔採集した木の実をタンスにつめていたが・・。
絶滅したかっこいいエプオルニスにいざなわれ思わず楽しいときをすごし、帰りにはケヤキの新緑の下を散歩して余韻を楽しんだ。
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