”野草 手紙”をよんで知った福岡正信さんの”わら一本の革命”を読んだ。
自然農法をやっている人がバイブルみたいに思っている本だと知り合いがいっていたが本当にバイブルだと思った。
悩んでいた若い頃”この世には何もないんだ”と感じたときからその考えが間違いでないと確かめる生きかたをしてそれが間違いだと思ったことがないそうだ。
般若心経にも”何にもない、なんにもない”と書かれている。
そういうひらめきを受けた人は一種の天才だから同じ心境にはなれないが今の社会が向かっている早い、快適という世界は本来人が心地いいと思う生活ではないと思う。
車社会になった為にガソリンをめぐっての戦争もある。
キレイな野菜を食べる為の薬害もある。
この本は1983年5月30日に初出版され20年以上たった2004年8月20日に新版が発行されている。
この本にめぐり合えてよかった。
写真は東京国立博物館本館のモザイクで作られた壁の一部です。
薄暗い中でも目立ちます。
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