ひがんばなさんは倉庫のトタンの壁に絡まっているワツタのツルに彼岸花を挿していった。
トタンの錆び色やワツタの茎の色、少し紅葉し始めたワツタの葉の色と赤い彼岸花の赤い色がよく似合う。
彼女は文京区で開いていた花の店野草(イエツァオ)で秦野あたりで彼岸花を採集したのを店で飾っているのを見て店へ入ってきた人だ。
25年以上前、彼岸花を売っている店は少なかった。
それでブログ上の名前をひがんばなさんとしたのに彼岸花で花粉症になる。
よもぎの花なども原因になるらしいが春のスギ花粉は大丈夫らしい。
人の体とは微妙なものだ。
部屋の中では反応が激しいので出来ないが外では大丈夫らしい。
小雨の中気持ちよさそうに彼岸花と向きあっていた。
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