第7回クラフト展(イエツァオグループによる)のとき入り口にいけたカリンの花が今やっと咲き始めた。
このカリンは私が子供のころ種を蒔いて育てたカリンの原種でほとんど実はならなくてなっても小さい。
いつか大きな実がなるカリンの枝を接木しようと思っていたら思わぬめぐり会いがあった。
山小屋の近くにある選定した枝を捨てている場所でヤマツツジの色だが感じが少し違う華やかな花が咲いているので行ったら鉢から抜かれたカリンかボケのような木に花が咲いていた。
枯れたと思って鉢から抜かれて捨てられたのだろうが奇跡的に枯れることもなく花を咲かせていた。
花が咲いてなければ見つけることもなかっただろう。
四角い鉢に植えられていたみたいでポンと枯れ草の上に置かれていただけなのに新しい根も出ていた。
飛行機の墜落事故でも助かる人がいるように生きられる運命の木だったのだろう。
しっかりと土に植えてあげた。
ボケかカリンには違いないがカリンだったらいいのにと思っている。
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