金生町での野草(イエツァオ)展では野山で集めた花材をふんだんに生けられるのが嬉しい。
毎回同じ時期に採集するが毎年心動かされる植物が違うので玄関に生けた花も去年とはかなり違う。
今年は今花盛りのキズタを生けたいと思っていたら立派な枝が採れた。
一緒に生けているのはソテツ、スギの類、アジサイ、マユミ、ピラカンサス。
高い場所にはマユミ。キズタ、アジサイ、フユイチゴにまだ畑で可愛い実をつけているミニトマト。
トマトと気がつかない人が多いのが気持ちいい。
壁にかけた花器にはマユミとノバラを生けた。
すぐ下に置いた花器にはノバラの枝一本。
壁にかけた花とれんどうさせている。
野生のバラなのでノバラと言っているがよく見かけるノバラとは実も違うし葉も一回り大きい。
こまめに野山へ行くとはじめてみる植物に時々めぐり合える。
飾り付けにめどがつき会場の花を求めて野山へ行くのは一日仕事になるが展覧会を開く楽しみの一つになった。
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