第29回野草(イエツァオ)展前日の24日、甥の結婚式に着た父の形見の御召の着物を解いて作ったブラウスも黒い縮緬の古い羽織を解いて作ったパンツとスカーフとともに飾った。
結婚式では共布のスカーフをして真珠のネックレスをつけたが会場ではネックレスのかわりに般若心経の一部を梵字で書いた流木のペンダントを一緒に飾った。
パターンもなく作れると言ったら今度の法事のとき何代も前からタンスに眠っている着物で作ろうと言ってた人がいたが着物を解き洗ってアイロンをかけ縫うまででもかなりのエネルギーがいる。
今は車社会で便利な電化生活なので頭で思ってもとにかくこつこつと物に向かい形作るペースを作るのがむずかしい環境だ。
ピンク色で綿布のあまり布と麻糸で作ったブラウスも展示した。
何日もかけてかなり苦戦したが気に入っている。
花の店野草(イエツァオ)を営みながら東京での野草(イエツァオ)展とは違いやっぱし金生町での創作には時間の余裕があり思わぬ作品ができる。
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