年末によもぎさんより正月用和菓子が送られてきた。
和菓子屋さんにとって忙しい年末にありがたいことだ。
今年は7種類もある。
干支は毎年変わるし世の中の動向に敏感でないと新作はできない。
日々の精進があってこそできることだと送られてくるたび身が引き締まる。
小さなお菓子の各部所でゴマやユズの味がしたり気合を入れないと味わい損ねてしまう。
使われている食材がとても多い。
どれだけの食材を用意しての作業なんだろう。
左上はお題の”語”より語が入っていればいいとのことで落語の浮島よりイメージしたようだ。
その右が”初春”。
暮れより話題のパンダ2種。
淡い色合いの”春告鳥”
黄色の花芯に白い粉が降りかけられた赤い椿。
干支の戌の首輪の白赤を作るのは大変だっただろう。
形作る細かい作業の上に美味しくなければいけない。
それらをクリアーしたものが正月らしい菓子箱に収められていた。