テレビがない生活が長いので久米宏のテレビ番組を見たことがない。
まだまだ人気があったのにテレビ番組をおりラジオ番組に出演し始めたとき金生町生活になったので聞けなかった。
それでも一時代を作った人との思いがあり本人が書いた本があったので読んだ。
自分が受け持つニユース番組の言い回しで常套句は極力避けたそうだ。
良くも悪くもニュース番組の今の方向性をつけたと書かれてあったが新しい形を作る人達はどの分野でも同じようだ。
それでも今までのニユース番組というたたき台があった。
昨日ラジオ番組でラップの特集があった。
なんとなく歌でもなく語りでもない不思議なものだと思っていたが興味を持って聞いたことがない。
出演するラッパーの熱い語りやラップを聞いているうち面白くなった。
ラップにもアフリカの口頭伝承者がやっていたというたたき台があるようだ。
久米宏の作ったニュース番組の形やラップにもまたそれに飽き足らない人たちが現れ新しい形のものが生まれるときはそれらがたたき台になるのだろう。