お彼岸をはさんで開くクラフト展(イエツァオグループによる)の時期は草木の芽吹きの激しいころだ。
その分果樹園を営んでいる長野和子さんの毎日は忙しい。
それでも生活の中より素材を見つけたくさんのドキドキする作品を出品してくれた。
仕事柄長雨が続けば少し暇ができる。
前半が雨続きだったので早々と見学に来てくれた。
またまた作品並みのドキドキ差し入れ。
今回は立派な竹かごつきだ。
亡くなったお母さんが買いそろえてくれたたものでたくさんあるとのことだ。
干物作りに活躍してくれると思うとうれしい。
中身もすごい。
立派な花束や自家製果実たちが新聞紙で作られた器に入っている。
同じ丸い形でも黒いのはツグネイモ。
感激したのは朽ちる前のほんのひとときのススキの穂を使たミニ帚。
下が和子さん作で上が私が文京区暮らしの時期作った物だ。
ほんのひと時ススキの穂が見せる表情に心惹かれたうえ同じ箒を作っている。
完成が似ていると言うのかとにかく創作が好き同志。
クラフト展(イエツァオグループによる)は文京区時代より作るのが好きな人と作ったのを見るのが好きな人が集う場所にしたいと開いてきた。
作るには苦労も伴うが振り返るとその時の自分が形になって残っているのがいい。