3日続きの豪雨のすぐあと野外教室の作業場の下調べに出発。
場所は大歩危方面。
今度で3回目の作業場になる。
大歩危渓谷の川の状態が楽しみだ。
まずは林道にかかる橋を渡るとすぐにあった施設で面白い建物発見。
展望台のようだが使われている柱がすべて皮が付いた原木。
周りに生える雑木と同じ幹。
来たのは2度目だが2度とも人の気配はなし。
はじめての時はこの展望台には気が付かなかった。
渓谷とつり橋ばかしに意識はいっていたがそういう地形や風土から生まれるものも貴重だ。
木に慣れ切った人たちだからこそ作れる展望台だ。
今回はこの側道を作業場にしようとほぼ決めてきた。
渓谷は前回2度の吊橋の作業場からとは違った見え方ができる。
出発してすぐの金生川。
水量が多い。
前方に見えるのは川原だ橋。
徳島県へ入ってすぐの吉野川の支流。
同じく水量は多い。
祖谷口近くの本流に合流する支流。
吊橋からの眺め。
水量は多いのだろうが両サイドの絶壁が高くて川の幅は広くなれず。
側道から見た流れ。
吊橋より見る位置が低いだけ迫力満点。
屋根に大歩危駅と書いた駅舎(下中央)が見下せる場所まで行く。
急斜面に張り付いたような家々をながめると大雨続きの中崖崩れが起きないのが不思議だ。
西祖谷地方に避難勧告情報が出ていたが大雨の中だと急斜面の道路に雨水が流れ非難するのはもっと危険だと思う。
大歩危方面に来るときは作業場にも使った祖谷口駅の待合所で山に沿うように伸びる左右のレールをながめながらお茶を飲むのが楽しみで今回も行った。
祖谷口駅のそばの床が板の大川橋を渡るのが楽しみだったが通行禁止で渡れず。
理由は書いてないが板が朽ちて開いた穴から見る流れが珍しくて作品を作ったのを思い出す。
渡れるようになることを切に願う。
192号線より高知へ向かう32号線の豪雨の後の川事情。