宝物館は明治時代の建物で特別な人たちが見学するための博物館だったらしくさほど広くない。
有名な三十六歌仙の絵は3段に並べられ上2段はあまり見えないし”こんぴらおもしろ”展のため展示されている百鬼夜行は模写で本物は宮司さんのところにあると受付の人が言っていたが本物が見たかった。
大きな錠前がありしっかりかけた印にこよりを結ぶそうだ。
冷暖房もなし。
お客様ともども猛暑は大変だったらしい。
江戸時代の人魚のはく製が展示されていたがいろんな宝物が収容されているみたいだ。
初めは不満だったが建物に目が行きはじめると立派なつくりで来てよかったと思い始めた。
2階には平安時代の重要文化財である十一面観音像が展示され展示ケースは明治時代を感じさせる作りだった。
だんだんと独特の雰囲気がたのしくなり表書院の丸山応挙の襖絵も見たいと思い始めた。
階段の表参道を外れると優雅な東屋もあり。
昔からこの時期には咲いているのであろう秋の花々が新鮮だった。
オガタマノキを始めて見て感激。
表街道があれば裏街道もあり。
金毘羅もうでで初めて石段以外の道を歩いた。