送電線に沿って走る法皇スカイラインの新緑。
標高800メートルほどだと思う。
途中にあるあやめ池だが今は見る影もない。
再生を試みている形跡もあるが数本のアヤメが生えているだけ。
以前は名前のように湿地帯一面に野生のアヤメが群生していたようだ。
送電線工事により水脈に異変が生じたのかもしれない。
スカイライン沿いに川之江山岳会の先輩の別荘があり以前山岳会の集会で行ったことがある。
車が止まっていればいるとのことだ。
車が止まっていたので立ち寄る。
コロナ避難できているとか。
標高600メートルほど。
法皇スカイラインでは唯一海が見渡せるポイントだ。
天井に茶色のすだれが貼られた場所からは寝ながら海を遠望できる。
先輩が作った部屋だそうな。
丸いスズメバチの巣は天井に穴をあけて吊るしている。
そのうちそこへ柱を立てる計画中とか。
庭の植物はとても種類が多い。
自慢のクマガイソウで今が見ごろ。
ユキモチソウも花盛り。
居間からよく見えた白いシャクナゲの花。
色とりどりのシャクナゲも数本植わっている。
赤い芽吹きのモミジも美しい。
左の八重桜はまだ数輪花をつけていたが右側のコブシはもう新緑。
梅やドウダンツツジと年中楽しめる植物が植えられていた。
ちょっと立ち寄ったつもりが2時間もいた。
思わぬ楽しい時間だった。