展覧会後買っていただいた作品をお届けがてらお客様がもつ美術品鑑賞が恒例になっている。
玄関にはマリーローランサンの版画。
黒目が特徴とか、本人の写真を見せていただいたがよく似ていた。
まずは居間から。
中に缶が入っていたので使われていたものだが底が籐編で2重になっている。
縁は太い木だがどうしてまげたのかしら。
しっかり作られ縁と取っ手の統合する箇所も丁寧な仕上げだった。
かかっていた版画。
外国人作家の作品とか。
まずは朱塗りの表紙の”春琴抄”
文は変体仮名なので読めなかった。
萩焼のお猪口。
しっとりとみずみずしい色だが古いものらしい。
萩の七化けといい時を重ねると色が変化するそうだ。
箱書きは正目に沿って書くが反対に書いているのは献上品とか。
どこに献上したものか。
清水焼の皿。
高台には六角の判、切込みもよくできているそうだ。
居間ではまずは白檀。
木のチップが桐箱に入っている。
新鮮ないい香りがした。
ナイロン袋の上から触っただけだがしばらく香りが残っていた。
前回斎藤真一の絵を見せていただいたときプレイヤーの故障で聞けなかったゴゼ歌を聴きながらの鑑賞になる。
歌麿の版画。
広重の東海道五十三次の版画。
鑑定書付きのパスキンの版画。
ある日本作家の代表作の肖像画。
市内の作家だが全身まひで口で描いた絵。
奥様の介護談なんかも聞いた。
人間国宝の欅の皿。
嬉しかったのは先日関美術館で見た小磯良平のデッサンが見られた。
居間にかかっていた絵。
展覧会に続き緊張の時間だったが楽しかったものの疲れたがお客様も同じだったと思う。