定期的に松尾川温泉の源泉を汲みに行っているもみじさんに助手としてついて行った。
水曜日は温泉の定休日で源泉の温泉がよく出ると言うことで急きょ決まった源泉汲みドライブだったが思ったとおり初冬の山々は気持ちよかった。
私達が汲んでいると同じように大きなポリタンクを積んだトラックがやってきた。
源泉を積んで山小屋へ帰ると又山小屋が進化している。
始めは手前の小さな小屋からだが煙突がある五右衛門風呂のある小屋が出来続いて2本目の煙突がある炊事場が出来今は又2部屋作っている。
土手に突き当たったので今度はげいを出すと言っていた。
前回の野外座敷も楽しかったがまた楽しいことを考えているのだろう。
もみじさんは山の中の一軒家で自然と対峙していろんな工夫をしながら生活していた両親に育てられた。
私は和紙を作る両親に育てられた。
それなりに年を重ね、もみじさんは町に引越しをしたにもかかわらず昔すんでいた場所に自分で工夫しながら山小屋を建て畑を作り五右衛門風呂を作った。
私も物を作る生活をしている。
子供は育てたように育つと聞いたことがある。
私達は素直に育ったようだ。
お互い今が幸せだと言っている。
(写真はクリックすると大きくなります)