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野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

育てたように育つ

2010-12-16 21:05:10 | 日記・エッセイ・コラム

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定期的に松尾川温泉の源泉を汲みに行っているもみじさんに助手としてついて行った。

水曜日は温泉の定休日で源泉の温泉がよく出ると言うことで急きょ決まった源泉汲みドライブだったが思ったとおり初冬の山々は気持ちよかった。

私達が汲んでいると同じように大きなポリタンクを積んだトラックがやってきた。

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源泉を積んで山小屋へ帰ると又山小屋が進化している。

始めは手前の小さな小屋からだが煙突がある五右衛門風呂のある小屋が出来続いて2本目の煙突がある炊事場が出来今は又2部屋作っている。

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土手に突き当たったので今度はげいを出すと言っていた。

前回の野外座敷も楽しかったがまた楽しいことを考えているのだろう。

もみじさんは山の中の一軒家で自然と対峙していろんな工夫をしながら生活していた両親に育てられた。

私は和紙を作る両親に育てられた。

それなりに年を重ね、もみじさんは町に引越しをしたにもかかわらず昔すんでいた場所に自分で工夫しながら山小屋を建て畑を作り五右衛門風呂を作った。

私も物を作る生活をしている。

子供は育てたように育つと聞いたことがある。

私達は素直に育ったようだ。

お互い今が幸せだと言っている。

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丸亀城へパート2

2010-12-15 21:21:17 | 旅行記

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神社仏閣公園では大事に守られている大木を眺められるのがうれしい。

丸亀城公園でも大木は多かった。

まだ少し紅葉の華やかさが残った初冬の木姿も好きだ。

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城跡ではやっぱし石垣に心引かれる。

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立派な門もあった。

よく行った北の丸公園の清水門も同じ時代に建てられたものだ。

東京生活では美術館や守られた古い建物が身近にあった。

金生町生活でもわりと近くで触れられる場所がおもわず見つかり心強い。

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公園内では丸亀名物うちわの実演や講習も受けられるようだ。

丸亀には又来たい。

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丸亀城へパート1

2010-12-14 21:14:20 | 旅行記

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丸亀まで行けば見学したい場所はいろいろあったが雨模様でもあるので帰り道にある丸亀城へ行った。

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予備知識もなく天守閣へ入ったが使われている木がとても古い。

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最上階へ行く階段へ座りしばらく木に囲まれる幸を味わった。

1660年に完成した日本一小さい現存天守閣だそうな。

いろんな歴史を眺めてきたであろう木材は貫禄充分だ。

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葉っぱ一枚を飾りとした兜には驚いた。

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天守閣よりは金比羅まいりで森の石松も上陸した丸亀港がまじかに見えた。

昔は高松港より栄えていたそうだ。

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猪熊弦一郎現代美術館

2010-12-13 20:53:18 | 日記・エッセイ・コラム

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先日曇り空だったが暖かいので思い切って丸亀市にある猪熊弦一郎現代美術館へ行った。

金生町生活を始めて2年と半年、やっと念願がかなった。

来てみるとバイクで1:15分、42キロいがいと近い。

企画展では”杉本博司アートの起源「科学」が開かれているのも見たかった。

金生町生活一周年記念に行った直島イエプロジェクトでドキッとしたガラスの階段の護王神社が彼の作品だ。

会場では釘が一本も使われてない大きな白木の階段が展示されていた。

ただ規則正しく白木の板で作られた階段だけれど前から見ても横から見ても斜めから見ても美しいし面白い。

近くに寄り見あげていたら崩れると困るから離れて見るように注意された。

館内には図書室もある。

小雨が降り出したので雨宿りも兼ねて座り心地のいい椅子で猪熊弦一郎の図録を読み終えた頃雨も上がった。

彼の作品を見ると新鮮な心になれる。

2度目に来るときはもっと近く感じるはずだ。

又来たい。

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シイタケの原木

2010-12-12 20:35:13 | 日記・エッセイ・コラム

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道路イッパイににコナラの大木が2本も横倒しになっていた。

いつ台風が来たのかとおもっていたら切り倒されていた。

このまんま乾かしてしいたけの原木にするそうな。

人のあまり通らない山道ではあるが通る人は障害物競走のようにどこが通りやすいか考えて通る。

今日はにこにこ市が終わって12:30分より平家遺跡保存会の真鍋潤さんの案内でのハイキングでの出来事だ。

聞いた話だがハイキングで現地解散後道に迷った人達がたどり着いた人家の人に尋ねたところ、目的地は遠いのでトラックの後ろに乗せて送ってくれる途中作っているしいたけを初対面にもかかわらずお土産にくれたそうだ。

道路イッパイに大木が横倒しになってても仕方ないか!!!。

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土釜神社の下にある土釜薬師へ案内された。

常緑樹の林の中でとても大事にお祭りされている雰囲気の祠だ。

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祠の回りには穴あき石がたくさん置かれている。

病気回復祈願して祈りながら石に穴をあけた人達が回復してお供えした石で、今もお参りに来る人達はいるそうだ。

切山の戸数より多いと言われる遺跡がそれぞれの人達に大事に守られた場所を案内されながら今回も初冬の里山の自然を充分楽しませていただいた。

  

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ものと対話する生活

2010-12-11 21:31:22 | 野草(イエツァオ)展

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くすのきの枝を使った花器にアカマンカと一緒に生けているのはコマツナギだ。

ギャラリー作唯の前に植えているが4月より咲きはじめ野草(イエツァオ)展が始まってもまだ咲きつづけていた。

華やかではないが楚々と逞しく好きな花だ。

長い間楽しませてくれたお礼に私の収穫祭でもある野草展にはれの舞台として参加してもらったがとても水揚げがいい。

萩の花なぞと同じ豆科なので水揚げは悪いと思っていたが意外な発見だった。

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布ぞうりのベースで作ったスリッパを飾っているのは台風で折れたくすのきを使って作ったオブジェだ。

そのオブジェを作った10年後オブジェを作った木の切り落とした部分でくすのきを使った花器を作った。

縁があって手に入った素材とはとことん向かい合う習慣がいつの頃からか出来た。

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26回野草(イエツァオ)展より出品している布ぞうりもそういう気持ちより作り始めた。

日常の生活において布類はあふれている。

ゆっくりと手間と時間をかけて向かい合うと布ぞうりやマットにうまれか変わっていく。

ものに追われる生活でなくものと対話する生活がしたい。

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カワラナデシコ花盛り

2010-12-10 21:01:47 | 野草(イエツァオ)展

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ギャラリー作唯の周りにある少しだけの土の部分に春植えたカワラナデシコが思いがけず11月1日にけなげに咲いてくれた。

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10月の野外教室の頃より畑一面に咲いていたアカマンカマをツルを縫うシリーズの”ツルのお皿”にペットボトルをカットしたおとしをおき、木の実のお皿をその上に載せてたくさん生けた中へカワラナデシコは急きょ特別参加。

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3月に開いた第6回クラフト展(イエツァオグループによる)でも

ツルのお皿と木の実のお皿のコンビでヤナギヤしだの芽ぶきを生けた。

思いがけなく咲いたカワラナデシコの花の特別参加はうれしかった。

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きれいな人に

2010-12-09 21:10:53 | 野草(イエツァオ)展

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野草(イエツァオ)展のために作ったのではないが衿はあるが付けたのではなくカットして出来た衿なし服や バスタオルを草木染して作った直線裁ち服も創作になるので出品した。

飾り付けのベースに第24回野草(イエツァオ)展に出品したヤエカワカンバや流木を皮でつないだタペストリーを使った。

2枚では寂しいので裂いた布を編んだのを部分的に使ったベストを急きょ作る。

それに第6回クラフト展(イエツァオグループによる)で出品した妹のきんかんとのコラボベストも数枚飾ったところ初めて見た人がにと2枚も買ってくれた。

きんかんが”買ってくれたのはきれいな人?”と聞くので”とてもきれいな親子だよ”と言ったらうれしそうだった。

買ってくださったのを会場に着て来てくれる人もいるが今回買ってくださったのは遠方からの人なので着た写真を送ってくれるようにお願いした。

裂いた布を編んで作ったベストも毎回来てゆっくりと作品を見てくださる人の元へ行ったのはとてもうれしい。

精一杯の思いと力をこめて作った作品をしっかりと受け止めてくれそうな人の元へいくのは次の作品に向う大きな力になる。

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棚頭

2010-12-08 22:08:10 | 野草(イエツァオ)展

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ツルを縫うシリーズ第2弾”花器”をクラフト展(イエツァオグループによる)で作った”ツルのお皿”に続いて作ったが長い竹の流木のデザインがなかなか出来ず15個目ぐらいにシュロ皮のカーブ部分も入れてやっと出来た。

わりと大きく盆栽でいう棚頭になりうる作品だが今回は花を生ける気持ちにならなかった。

そしたら出番が来た。

会場の花を生けていたツルを縫って作った”花器”が好む人の手に渡っていったのだ。

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棚頭の代役はこの花器しかない。

前棚頭だった花器に生けていた長いトクサを長い流木の竹で支えセキショウとナガホシロバナワレモコウと生けた。

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私の手から離れた前棚頭だった花器。

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手を離れてみると

2010-12-07 21:15:41 | 野草(イエツァオ)展

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干す道具をイメージして作ったバスケットが今回は額と花器になった。

書は”キセキの自覚”をアクリル絵の具墨で書いたのと石に”時無止”時は止まること無しと金文でアクリル絵の具で書いたのを飾った。

いい具合にバスケットの縁にトクサがとおったので下にフジツボの花器を使って生けた。

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小さいサイズのバスケットは額になった。

ひがんばなさんは2つのバスケットを10月に開いた野外教室で使ってくれた。

バスケットを見て漆塗りの一枚いたの上に飾ればいいだろうと言ったひともいた。

干物を作るイメージで作ったが作り上げてみるといろんな顔を持つ作品になったようだ。

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ガンピの皮で作った花器

2010-12-06 22:06:30 | 野草(イエツァオ)展

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”新聞紙タペストリー”に使っているアカメガシワの皮や新聞紙のブロックをつないでいるのはほそくさいたとても切れぬくいガンピの皮で手前に写っているのはわりと広く採れた皮で作った花器だ。

ツルを通す穴を機械であける時うすくても繊維が強靭な為かアカメガシワの皮より抵抗を感じた。

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花器は第6回クラフト展(イエツァオグループによる)で初めて試したツルを縫う(右側のバスケット)手法を再度使って作った。

後ろに写っているのは最初につくったツルを縫うバスケットだ。

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島原から

2010-12-05 22:03:18 | 野草(イエツァオ)展

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島原に住む友達夫婦より電話があった。

”今どこにいるの?”と言ったら”ギャラリー作唯の前”と答えた。

おもわず”バカ”と言ってしまった。

彼らとは20年近く会ってない。

知り合ったのは上京してすぐ花屋で修行していた30年以上前になる。

ご主人とは修行仲間でまだ付き合い中だった現奥様共々楽しいお付き合いをさせていただいていたが彼らは島原に引越しした。

年一回出す野草(イエツァオ)展の案内と彼らがくれる年賀状での付き合いだったがなんとなく心が通じ合っている安心感がありいつか会えると思っていた。

それでもなんの連絡もなしに玄関口にやってきたのは私を驚かせたかったそうな・・

こんたんがわかっていたから”バカ”と言ってしまった。

彼らが結婚するきっかけは私が作った。

毎月一本焼酎を送ると言っていたのに数十年ぶりに一本持ってきた。

子育てはほぼ終えたものの2人ともまだ現役でスケジュールを聞いてみるとよく来られたものと思う。

島原からは700キロで車で9時間。

ひたすらギャラリー作唯へ向ってきてくれた。

13時ごろ着くなり話が弾み野草(イエツァオ)展が終わった18:00よりそのまま2階の居間に上がりありあわせのもので宴会。

20年のブランクなぞひとつも感じない。

ご主人が驚くほど奥様は私が作った果実酒を飲んでいたと思ったらやっぱし翌日は2日酔い

気持ちよくはめをはずしてくれたようだ。

来た理由は非日常な私にひたすら会いたくて来たらしい。

ハードな仕事をしている奥様にどうしても野草(イエツァオ)野外教室に参加させたいとも言ってくれた。

非日常な場を求めている人達はたくさんいると言ってくれるが野外教室参加者は少ない。

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写真の木の皮と竹の流木とアオツヅラフジのつるであんだ花器は彼らの住む島原へ行った。

木の皮の部分に縄文を感じると彼は言っていたが彼が好んだ花器ではない花器が彼女に選ばれ島原へ行った。

野草(イエツァオ)展はただただ回を重ねているだけだけれど開いてよかったと心から思える出来事が毎回ある。

朝9時過ぎ彼らは島原へ向った。

たくさんの人にエネルギーをいただいて次は来年3月に開く第7回クラフト展(イエツァオグループによる)に向うことになる。

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アカメガシワベース

2010-12-03 21:26:57 | 野草(イエツァオ)展

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東京で開いていた野草(イエツァオ)展より見続けてくれていたみやそわすれさんは新作のアカメガシワベースがいいと言ってくれた。

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作品自体はシンプルだが額代わりに書や絵をかけたりバスケットや花瓶などもかけられる。

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アカメガシワとワイヤーだけで作った。

制作して時間がたってあらためて見るとどうやって作ったのだろうとフト思ったりする。

新聞紙タペルトリーが仕上がった後作れた。

集中して創作モードにならないと作品は作れない。

 

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元気ひらめきの元・・

2010-12-02 22:23:39 | 野草(イエツァオ)展

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新しく出来た友達よりステキなビンに入ったお酒をいただいた。

美味しくお酒はいただいたあとビンを眺めていてフト思いついた。

かなり前、既製の花瓶にあきたらずガラスビンに穴をあけて花瓶を作ったことを。

急にその花瓶に会場の花を生けたくなった。

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”新聞紙NO1”のそばにも穴あきビンの花器を使って花を生けた。

東京より送ってきたまま忘れていたのに。

ただ自然に話したり付き合っている中で元気がでたり新しいひらめきが生まれたりする友達はありがたい。

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”高”とつく空港

2010-12-01 22:37:46 | 日記・エッセイ・コラム

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みやこわすれさんが野草(イエツァオ)展見学の為東京よりやってきた。

電話では話をしているもののやっぱし会ってゆっくり話ができるのはうれしい。

金生町で開く野草(イエツァオ)展へ来てくれるのは3回目。

今日は一日で切山昌平校塾の日なので一緒に行った。

7:15分発。

切山は標高500メートルほどの山の中に在るで今は紅葉真っ盛り。

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まずは800年前ほどのお墓をそのままの状態で守っている真鍋家のお墓へ連れて行った。

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その後はいつもの様に粗食だと言って出される料理は囲炉裏でぐつぐつ煮た鍋イッパイのブタ汁で参加者と一緒に美味しくいただいた

その後の講義は尾藤二州の漢文で書かれた10の戒めを素読して講師の篠原晃さんによる解説を聞いた。

9:00に講義が終わり9:41分川之江発の高松行き急行に乗せるためふきのとうさんの車で急ぐ。

12:35分発の飛行機だが連絡が悪く3時間近くかかる。

関東生まれで四国にはなじみのうすいみやこわすれさんは最寄空港の高松空港のキップを買うのを”たしか高と言う字が付いていた”と高知空港のキップを買ってしまい高松空港行きに買い替え無事来てくれたが帰りはスムーズに東京に着いたようだ。

野草(イエツァオ)展を開いたからこそはるばる遠方より来ててくれた。

来年も来るとやんわりはっぱをかけられた。

友達はありがたい。

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