妹のきんかんより”近くの商業施設で発砲事件があり犯人逃走中なので戸締りをしっかりするように”との電話あり。
一瞬不安になった。
そのとき読んでいたのが”母、アンナ”
ロシアのプーチン政権を批判し続け暗殺されたジャーナリストだ。
身の危険を知りながら真実を書き続けた。
彼女の所属組織では仲間6人が暗殺されている。
些細なことでも身に危険が及ぶかもしれないと不安になる。
つくづくアンナ・ポリトコフスカヤのジャーナリストとしての信念と強さを感じた。
事件発生後2日目、まだ犯人は逃走中。
かなり遅れて咲いたカミヤツデの花と。
切山愛宕山より四国中央市遠望。
シンボル巨大煙突より煙がまっすぐあがり天気上々。
日当たりがいい場所ではホトケノザが咲いている。
ロウバイの咲き始め。
度肝を抜く赤い実が鈴なりの木。
出番を待つ落葉樹の枝がたくましい。
やっと見つけた梅の花。
にこにこ市焚火そば、暮れに切ったつぼみが付いた梅の枝が捨てられていた。
まだ水が上がると言われ花が付いてる枝を切りとるときれいなピンク色の木肌が現れる。
何色の花が咲くのだろう。
いい香りを漂わせ部屋で咲いてくれると嬉しい。
根来寺へ行くとまず駐車場に建つ牛鬼の像へあいさつに行く。
名前に鬼の字が付くがなんだか可愛く魅力的だ。
何度も行く根来寺だが牛鬼がプリントされた手拭いが売られているのを初めて知った。
即買い。
文殊菩薩さまの色であるからし色の紙に書かれた”牛鬼のいわれ”を読むと魔除けでもあるらしい。
2024年初旅で同行の妹のきんかんがカゼで咳がひどかったので牛鬼の写真を写メールした。
”しばらく牛鬼さんにいてもらうことにした”と返事あり。
やっと畑で咲き始めた水仙と。
瀬戸内海歴史民俗資料館の展望台で妹のきんかん思わず体を伸ばす。
まずこの場所へ来てから展示物の見学を始める。
体が解放される気持ちになる場所だ。
展望風景。
いつ来ても四季それぞれ美しい。
塩田で使用されていた道具類。
重そうだ。
同じく塩田で使用されていた道具。
背負いこコーナーだが運ぶものによりいろんな形のものがある。
下はシュロが素材の蓑だが長いシュロの葉だ。
上は木靴、高さがあるので雨靴がわりか?
瀬戸内ギャラリーでは香川県の職人写真展が開かれていた。
たこつぼと作っている職人の写真が展示されている。
張り子のトラやうちわつくりの写真など。
瀬戸内海歴史民俗資料館は建物の中を出たり入ったりしながら見学する。
根来寺駐車場前の牛鬼像にまずは挨拶。
前回は新緑のころ来たので枯れ枝をバックの牛鬼像の表情はまた違う。
参道の枝だけのもみじ。
寒いからかろうそくの明かりが目を引いた。
今年は梅の開花が遅い。
まだ一輪も見てない。
境内の古木の梅の開花を見られるかと階段を駆け上がってきたが残念。
向かって左の梅。
白いのは苔。
みぎの梅。
硬いつぼみの水仙を送ったのが正月には咲いたと連絡があったのに。
何度も来ているが”腹痛い地蔵”の展示を始めて気が付いた。
外にいらっしゃったが傷みが激しくなったので中で展示と書かれていた。
お地蔵様の周りに生える木を切ると切った人のおなかが痛くなる伝説があったそうだ。
何度来ても何か発見がある。
香川県ミュージアムでは第70回伝統工芸展見学。
講師による説明会が開かれていたが次に行く場所があるため端折る。
竹作品。
丸、三角、四角の題が付いていた。
どんな花を生けるといいのだろう。
竹作品。
見たことがない竹の使い方をしていた。
神大杉の柾目の板だが側面には黒柿の板。
工芸展で見る新作もいいが別会場”寿ぎの美”会場の年を重ねた作品はやっぱし貫禄があった。
2頭身の福禄寿。
赤い口元が色っぽい。
別会場”古都の風景”では鎌倉秀雄の舞妓さんの絵を見ながら美しく着飾った女性はいるだけで価値があると思った。
香川県ミュージアムには数回来ているのに玉藻公演が見下ろせる場所が休息所になっているのを初めて発見。
今回の金比羅見物のメインは2回目になるが表書院の俵屋宗達などの襖絵見物だ。
襖絵もすごかったが入口の天井の彫り物もすごい。
建物も凝っている。
袋戸棚が目に付く。
紙が建物に使用されているのは日本独特だそうだ。
ここでも袋戸棚があり。
前庭では蹴鞠が催されるらしい。
ここでも突き当りに袋戸棚があり。
受付の職員さんに聞くと3か所の袋戸棚に入っている戸板を毎日入れるのが大変な仕事だと教えられた。
戸板で覆われた建物も見てみたいものだ。
アフリカゾウの像は初めて見た。
どうしてゾウかと思ったが後ろにそびえる山が象頭山だった。
狗もいる。
食費を入れた袋を前にかけ行く先々の人に助けられながら金比羅参りを主人の代参にした狗だ。
参道わきにあり一緒に記念撮影をする人が多い。
生きた白馬もいる。
白馬は神様を乗せる動物だ。
白馬が調達できないときは絵にかいた白馬を使用したのが絵馬の始まりとか。
獅子もいる。
左は旭社前の休息所。
同行の妹のきんかんはここで待機。
旭社先にある本宮を参拝後でなけれな旭社にお参りできない仕組みになっているが本宮まではまだまだ参道を登らなければいけない。
私一人で本宮参拝へ。
本宮先に新しい建物が建っていた。
緑黛殿と書かれていた。
同じ時期に建てられた神札授与所。
巫女さんが20人ほどもいた。
このあたりからの眺めはとてもいい。
本宮より下って旭社へ。
そばの水がめには一円玉なぞを浮かべていたが今はやっているのか。
ここが寄付をした人の名前が刻まれた碑の最終のようだ。
碑も大きくて立派だ。
ここが戦後からの寄付をした人の名前の碑だが後ろにかなり古い碑があり。
大木をバックに大きな船のスクリュー。
来るたびに金比羅さまの底力を感じる。
また来たい。
初旅は香川県だ。
琴平方面へ向かう途中の朝焼け。
立ち寄ったあさの市近くで見た霜。
今回は立ち寄らない金比羅金丸座の瓦。
金比羅表参道は人でいっぱいだったが路地はひっそり。
路地で見たシンプルな正月飾り。
金比羅山道近くの菅原道真をまつった神社。
散歩の女性に聞くと金比羅とは関係なく近くの住民によりまつられているそうだ。
たくさん植えられている梅は一輪も咲いてなかった。
香川県ミュージアム近くで見かけた成人式帰りか着物姿の女性。
みんなきれいだった。
五台山から帰りに見た夕焼け色の雲。
同じく瀬戸大橋をバックの夕焼け色の雲。
暗くなるのが早くなる時期、道を間違えたりしながらもたかせ天然温泉へ立ち寄り無事帰る。
去年と同じ場所にクレソンが生えている。
2023年は大雨がなかったからだ。
大雨があると根こそぎ流されてしまう。
冬の流れは清らかだ。
ブルドーザーで平らにならされた河原。
流れが定まらず全体がブスブス。
ところどころにクレソンが生えているが足場が悪く採集はできない。
自然や人工に左右されながらの採集になる。
5センチほどで足がたくさんありクリーム色で丸まった形の畑にいる虫の名前がわからない。
”はたらく土の虫たち”のタイトルの本を見つけ読んだ。
知りたい虫の名前はわからなかったがミリ単位のあまり見ることがない個性的な虫たちがいることを知った。
クマムシ、乾眠し100年以上生きマイナス27度、150度でも生きられる。
トビムシ、4億年前から生き続けている。
その他光のない地中なので目が退化している虫たち。
極小だが地球の循環に組されているそうだ。
山仕事をしながら今までよりいろんな仲間がいるのだと思うと山仕事もにぎやかになった。
きんかんと夏はならなかったが今実りつづけているトマトと。
山小屋にはセイザエモンサン、セツ子さん、孔雀明王さま、文殊菩薩さまがおられることになっている。
何かしら相談やお願いなどをする大事な方々だ。
山小屋での仕事始め前に熱いお茶とお菓子で新年会をした。
まずはお菓子を食べるための今年のようじを山茶花の枝で私の分も含め5本作った。
山仕事前に早咲きのツバキの開花状態をチエック。
一輪咲いていたが花芯が黒く健全な咲き方ではない。
今年はツバキの開花も遅いようだ。
初仕事は年末に見つけたカナメモチに日が当たるように周りの木を切った。
切る前。
周りの木を切り今は日が当たっているがブナの類の落葉樹の大木が後ろに生えている。
上には今は落葉している山桜の大木。
落葉樹が茂ると日当たりは悪くなりそうだ。
周りの木を切ると近くにムラサキシキブの木が現れた。
前の細くて白い幹2本。
紫色の実が数個ついていた。
低灌木なのでカナメモチの日当たりには影響しないのでこの場所で育てたい。
赤い実と紫の実を楽しめる場所になりそうだ。
そのためにはまた近くの木を切らねば。
今年も山仕事は忙しくなりそうだ。
私が知っている限り四国中央市で唯一門松がみられる場所。
毎年見に来るのが恒例になった。
刈こまれた山茶花も程よく咲いている。
時代を感じる建物にやっぱしよく似合う。
1月半ばごろまでおかれているようだ。
なんだか盛りだくさんの正月花になってしまった。
カナメモチの実、今年は一枝しか実のつかなかった黄色の千両、ナンテン、キャラボク、ウラジロ、ハラン、寒い中一輪づつつぼみをつけてくれたピンクバラと赤バラにムラサキシキブの実。
嬉しかったのは柑橘類の大きな実が生けられたことだ。
海辺の絶壁の車道そば、いろんな雑木の中に生えていたので枝の長いのが採れた。
枝が折れた短い実物(千両、万両、カナメモチの実)とマリーゴールドの花。
畑にたくさん生えているハルジオン、一株だけまだ咲き続けるマリーゴールド、山小屋で咲いていた最後の菊、寒さでグリーンになったアカマンマ、小さくて白いイヌビワの花、ピンクの千日紅、ヒバ、キャラボク、イヌマキの葉。
硬いつぼみの水仙、マリーゴルド、ビャクシン、イヌマキ、ヒバ、ナギイカダ、ナンテン、千両。
ナンテン、キャラボク。
付きすぎて垂れるのが多いナンテンの実だがこのナンテンはまばらに実がつきまっすぐ立ってくれた。
角のコーナーに生けたのは去年初めて実がなったカナメモチ。
てっぺんに実がなり途中から切り、採ったカナメモチの実。
来年は切らなくてもとれる場所に実ってくれるだろう。
ナンテンの実の半分ほどの大きさでつやもないが繊細なので気に入っている。
その他7か所生けている。
年末に正月用上生菓子がヨモギさんより送られてきた。
和菓子屋さんとしては忙しい時期なのに。。
真ん中2個が今年の干支である辰を表している。
ヨモギさんは毎年の干支を創作している。
一個一個手作りと思うと大変さがしのばれる。
飾りの実は左万両、時計回りにカナメモチの実、黄色の千両、ナンテン。
左のかわいい形のカブは新作?。
グリーンの葉っぱの茎部分が巧妙だ。
よくながめて気が付いた。
右の新春を表現している上生菓子のグリーンの部分とよく似ている。