歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

骨粗鬆症の治療  // 基本は食事療法に  サプリ // 医療革命

2017年11月29日 15時19分50秒 | 健康・医療


● 昔の日本人は、年取ると腰が曲がるのが普通に見られました。今では栄養改善と労働改善で
  さすがに減りましたが、いまでも田舎では、古来の食事を頑固として守っている
  人たちは、今でも腰を90度まで曲げている人たちがいます。

● 西欧ではそのような人はほとんどいません。後進国とてそうです。後進国の人が生きて
  いけるのは、最低限の食事をしているからです。それは魚肉類を最低限は
  食べているからです。貧しくてもそれを食べなければ栄養失調で死にます


● 基本は動物性のたんぱく質を、如何にバランスよくとるかという一言に集約できます。
  運動や労働が激しく大量に食事をとる人は、あまりバランスを考えなくても、
  大量に取ることにより、どうにか、たんぱく質も取れます。

● つまり、穀物類も少ないとは言えたんぱく質を含んでいるからです。年取りカロリーを
  たくさんとる必要がなくなると、問題が起こります。そのまま全体的に量を
  減らせば、必須のたんぱく質が不足することになります。

● 従って、小食の人は動物性たんぱく質の割合を増やさないと、バランスが取れません。
  それを殆どの人は、逆の事を行います。年取ると動物性のたんぱく質を減らして、
  野菜とご飯(穀物)中心にして、動物性のたんぱく質を減らします。

● 其処に落とし穴があるのです。その結果として、カルシウムや骨の基質である、蛋白質が
  足りなくなり、骨粗鬆症や骨軟化症などになったり
します。材料が足りないなら
  必然の結果です。それが世界ではまれにしか見られない、腰の曲がった老人です。

● 今や世界でも裕福になった日本人の食生活がいかに貧しいかの見本です。恥ずかしい限りです。
  日本人の栄養学が間違っていることの見本だからです。それでも骨は直接には命には
  影響しないので、長寿は保っていますが、先日書いた様に病院は植物人間工場です。

● 肉類は今の農協が必要な量を供給できないにもかかわらず、殆どの人が買う事が出来ない
  高級牛肉を造り、それを守るとの名目で、膨大な関税が牛肉等にかかり、多くの
  日本人は、必須栄養素であるアミノ酸欠乏に陥っていると予想できます。

● 日本は世界に自動車を大量に売っておきながら、生きるための食物に膨大な関税をかけて
  植物人間工場に多大な浪費をして、せっかくの豊かさが台無しになっています。
  まずは生きる為に基本的な食物を世界中から
 
● 安くで質の良いものを、輸入するのが、日本人の健康を保つ前提でしょう。そうすれば
  日本人はもう少し骨も筋肉も大きくなり、骨粗鬆症も大幅に減るでしょう。
  それでこそ植物人間工場も減るという事です。

● しかしそれでも、まだ現代人は、タウリンとビタミンDの欠乏症に陥っていますから
  タウリンとビタミンDの追加摂取はぜひ必要です。

● 若い女性もダイエットでカルシウムや動物性のたんぱく質の摂取が減り、骨粗鬆症となり
  骨折し易くなっています。そのうえに運動をしませんから骨盤底の筋肉も弱くなり、
  お産後に膣のしまりが悪くなり、年取ってから子宮脱などの合併症を起こします。

● 今や、自由と民主主義と自由貿易の旗手となった日本は、骨粗鬆症や人間植物工場
  さえもすべては政治の責任にしても良いのです
。絶対天皇制では頻繁のお辞儀の
  為に骨粗鬆症は増えても、元気な日本人は増えないでしょう。
  
● 最後に、今や多くの国民が、抗コレステロール悪玉説に踊らされて、薬を飲み、多くの人が
  その副作用で、筋骨格系の合併症で悩んでいます。ロコモティブシンドロームの
  9割は、製薬会社と官僚の農作物輸入制限の性と云っても過言ではありません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東の勃興は歴史の必然 // 悔しかったら西も投資しなさい

2017年11月29日 13時37分35秒 | USA/大西洋資本主義の大崩壊
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)11月29日(水曜日)参
         通巻第5529号   
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 トビリシ(グルジアの首都)で「一帯一路」会議開催に50ヶ国代表
  アゼルバイジャンからトルコへの鉄道が開通。その中継地がグルジア

****************************************

 2017年11月27日、ハンガリーの首都ブタペストで「東欧+中国」サミットが開催され、旧東欧諸国16ヶ国が一同に会し、中国の「一帯一路」プロジェクトへの熱意を伝えた。
 中国からは李克強首相が参加し、およそ4000億円の支援をおこなうと表明した。

実際にハンガリーに対して中国はすでに20億ユーロを投資しており、ポーランドよりも巨額で、旧東欧における中国進出の旗振り役を演じている。同国のオルバン首相は、シリア難民受け入れを強固に反対してEUとの間に溝ができた。

チェコも中国との取引増大に関心を寄せるほか、バルト三国、スロバキアに加えて旧ユーゴスラビアからはコソボを除く六ヶ国、そしてブルガリア、ルーマニアから代表が集まった。(コソボを中国は外交承認していない)。

それもこれもアテにしたEU諸国からの投資が不十分であり、ロシアへのバランスから欧米はNATO拡大には熱心だったが経済的協力は精彩を欠いた。ならば「東方の龍」の投資をアテにしようかということになる。
EUはEUで、これは「欧州分断を狙う中国の策謀」と捉えて、旧東欧に中国の影響力増大を警戒している。

同日、グルジア(ジョージア)の首都トビリシには、50ヶ国から千名の代表団が集合して異様な中国歓迎ムードが演出された。この日、アゼルバイジャンからトルコへ通じる鉄道が、中国支援によって開通したからだ。

トビリシは中国の一帯一路のハブを目指しており、中継地点としての免税運輸地区を造成し、同時に黒海に面したアナクシア港の近代化支援も中国に要請している。
中国は、このグルジア(ジョージア)から910万ドルの医薬品を輸入する覚え書きを交わし、また要請のある10億ドル規模の信用枠をもつ銀行の進出も検討している。

ジョージアは2008年北京五輪開催直前にオセチアとの戦闘を開始し、米国の介入を当てに下が、梯子を外されサーカシビリ政権は瓦解し、爾来、米国とはそれほどうまくいっていない。


▼旧東欧は西側の援助で経済成長を遂げたものの。。。。。

いずれにせよ、旧ソ連を構成した南カフカスの三ヶ国(グルジア、アゼルバイジャン、アルメニア)は地形的ハンディも手伝って経済的停滞ぶりは目を蔽うばかりであり、海外への出稼ぎ労働者が多い。

もともとは遊牧民であり、豪族が地域を分け合って勢力圏を形成している。アゼルバイジャンはカスビ海に石油が産出されるため、ベネズエラ同様なバブル経済に浮かれた時期もあったが、原油価格低迷となって、バクーに建設していたトランプタワーも工事中断に追い込まれている。
 
 バクーには拝火教の神殿跡がのこり、この地のイスラム教が、拝火教の強い基盤のうえに経っていることを窺わせる。

もう一つの特質とは、遊牧民特有な杜撰な性格である。人間不信であり、近代的な市場原理主義とは無縁のビジネス習慣がある。
つまり貰うものはすべていただくが、借りたものは返さない。これは中央アジアのイスラム五ヶ国(カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン)からアフガニスタンにも共通する。これらすべてが中国のいう「一帯一路」の通り道である。

だから筆者はいうのだ。「OBOR」って、「OBOR」だ、と。
「一帯一路」は英語で言うとOBOR(ONE BELT ONE ROAD)。しかし実態はONE BRIBE ONE REBATE)

///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● 歴史を俯瞰すれば、日本の台頭までは、西側は世界を植民地化して、虐殺と
  収奪が普通だった
のです。戦後殆どの国が日本の戦いのお陰で独立した
  といっても。収奪の構図は今も似ています。

● 利益がない処には投資はしないのは、はっきりしています。それが資本主義です。
  西欧の資本は金融資産の拡大のみに忙しく、その国を成長させるインフラへの
  投資は興味がないようです。そこに中共・独裁国家とは言え、

● 投資してくれるというのです。喜ぶのは当然でしょう。また村上節氏の東西文明
  1600年㌟を知らずして、現実や歴史を語るのは、無謀と云うものです。
  2000年前後を境に文明は西から東へと移ってゆくのです。

● どう騒いでも、パワーが東に移っていることは、歴史を少しかじればだれでも
  理解できるのです。嫉妬では、その移行を防ぐことは出来ません。
  中共が強大化するとの前提で、全ての対策を建てる必要があります。

● 悔しかったら、資本主義が育てた・中共と競争してはどうですか?
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先手必勝// 100%攻撃を防ぐのは神風しかできない 

2017年11月29日 08時15分25秒 | 朝鮮半島


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)11月29日(水曜日)弐
         通巻第5528号   
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 北朝鮮、ICBMを日本海に飛ばしたが
  新型か「火星型」は不明。ロフテッド軌道。4000キロを「遙かに超えた」
************************************
****

 2017年11月29日午前3時18分。北はまたまた新型のICBMを打ち上げ、400キロをこえる上空から日本海のEEZ領海に落下した。
 打ち上げから一時間余、小野寺防衛相は5時に防衛庁で記者会見し、六時前に安倍首相が官邸で記者会見している。

 この対応の迅速さをみれば、前夜から打ち上げ予測が確実であったことが分かる。
 前夜、ルクセンブルグ大公との夕食会を終え、首相はそのまま官邸に宿泊していることからも、万全の対応態勢にあった。

 他方、中国は北朝鮮国境を守備する北部戦区で大規模な軍事演習がなされ、零下17度の極寒状況のある内蒙古省でも、冬の軍事作戦を想定した訓練が行われ、また丹東から北朝鮮の新義州にかかる橋梁を「工事」のため一時閉鎖する措置をとるとした。

 日本時間午前六時ごろ、トランプ大統領が記者会見し、「制裁を最大につよめていく方針に変わらない。この状況にわれわれは対応している」と語気強く語った。

 これで日米中の即応体制は観測できるが、対応は記者会見だけであり、日本の防衛態勢の能力向上など、肝腎の話は何も出ていない。これで「万全の態勢ができている」というのは耳の聞き違いかと思った。
 
      □◇▽み◎□◇◎や△□◇ざ□▽◎き◇□◎ 

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● ボクシング等の試合を見ても、馬鹿でもわかります。つまり、防御だけで攻撃なしに
  相手に勝つのは120%不可能
です。また引き分けに持ってゆくのも、99.999%
  不可能です。一発はいればダウンでしょうから、防御だけと云うのは幻想です。

● こちらの攻撃を想定するから、相手は不用意に打ってこないのです。または打てない
  のです。その馬鹿でもわかる常識を分からないのが、馬鹿左翼という事なのです。
  彼らは完全な馬鹿か、もしくは日本の崩壊を目論む悪魔という事なのです。

● 世間の経験が浅い若者は、えてしてこれら似非平和主義者の餌食になり、絶対平和主義の
  妄想に洗脳されます
。若いときの洗脳は強力ですから、なかなか取れるものでは
  ありません。科学とてそうです。日夜進歩する科学者でも追いつくには至難の業です。

● ましてや、化石化して、現代科学の成果を取り入れきれない漢方医学は、殆ど役には
  立ちません。西洋医学の具体的な成果が出ても、これを漢方の抽象的な言葉の中で
  見つけて、具体的な成果を抽象的な言葉で説明できると、知ったかぶりをするのです。

● このように人間の知恵には限りがあると前提でものを見なければいけません。過去の知識
  のみならず、現実を直視する能力が、科学者や政治家にも求められます。
  現実は答えのない世界です。全てが応用問題の世界です

● 答えを常に暗記している人は、それだけで科学者失格と云えましょう。答えが毎年変わるから
  進歩なのであり、ノーベル賞もあるのです。答えが変わらないなら、進歩もないし
  未来もないし、応用問題も解けないし、ノーベル賞もありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする