これが何かわかりますか?
これは、“株価上昇”のサイクルです。
例えば、このサイクルがやってくるとこうなります…
1973年〜1981年にサイクルが訪れました。その後、 一部のエネルギー企業の株価は約180%、200%、480%と軒並み上昇しました。
出所:TradingView size
また、1999年〜2008年にもサイクルが訪れました。 一部のエネルギー企業は約750%、1,050%、2,100%と大幅な上昇を見せています。
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こうしてこのサイクルは、過去投資家たちに大きな利益をもたらしてきました。
この株価上昇をもたらすサイクルの正体は、一体なんだと思いますか?
それは…
石油の需要爆発
実際、サイクルは過去50年間に2回訪れました。 そして、そのいずれも要因は、石油の需要が爆発したこと。
1度目は、1973年に「第4次中東戦争」が勃発。これがサイクル発生の発端となりました。
戦争は
・大量の兵器の製造と運用 ・輸送と物資の補給 ・爆撃や攻撃の実施
など、膨大な量のエネルギーを必要とします。結果、エネルギーの需要は爆発。
さらに経済制裁に参加したサウジアラビアやイランが敵対国へのエネルギーの輸出をストップすることで、サイクルに拍車をかけることになりました。
2度目の需要爆発が起こったのは1999年〜2008年にかけて。 「中国経済の成長」によって、サイクルが発生しました。
当時、中国経済は年間10%〜15%のペースで成長。日本の成長率は0~3%程度でしたから、その3〜5倍です。 中国は欧州や日本を追い抜き、世界2位の経済大国に成り上がりました。
その結果、経済成長に欠かせないエネルギーの需要が急増。サイクルが発生したのです。
そして今、この「需要爆発」のサインが再び点灯しています。
実際、
✅カナダで最も権威のある新聞社グローブ・アンド・メールは「まもなくスーパーサイクルが始まる」と公言。
✅世界有数のリサーチ機関であるリスタッドエナジーは「今後7年間はボーナスタイムだ。今が新たなスーパーサイクルの始まりになるだろう」と発言。
✅JPモルガンのCEO ジェイミー・ダイモン氏もまた、「新たなブームの始まりだ。今後10年でさらに勢いが増すだろう」と分析しています。
なぜ今、石油の「需要爆発」が起ころうとしているのか?
そして、この波に乗ってリターンを得るには、どのような銘柄に投資をすればいいのか?
その秘密は…こちらの動画でご紹介しています。
P.S. このサイクルが訪れるのは今回が最後…”ラスト・サイクル”になるかもしれません。
実際、 ・ゴールドマン・サックスは、「このサイクルは2034年までにピークを迎える」と発表。
・世界最大手のエネルギー商社ヴィトル社は「2030年以降にこのサイクルのピークが訪れる」と予測。
こうした世の中の流れを受け、国際通貨基金(IMF)は、「今回が、最後のスーパーサイクルになる可能性がある」と予測しているのです。
なぜ、今回が最後のサイクルになるのでしょうか?
その理由もこちらの動画で解説しています。
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