あらかわ遊園と煉瓦工場

昨日の　荒川区散策の最後は　あらかわ遊園　でした
あらかわ遊園に近付くと　民家の塀が　みな　古い煉瓦でできていました








次の説明（あらかわ遊園の前の説明看板）を読むと　その理由が　わかります


　　　　　　　　煉瓦工場と荒川遊園

明治・大正期、荒川(現隅田川)沿いには　いくつもの煉瓦工場があった
土が煉瓦の製造に適していたことと　船運が期待されてのことである

旭電化跡地(東尾久七丁目）付近にあった　戸田・山本煉瓦工場
華厳院（東尾久八丁目）付近にあった　鈴木煉瓦工場などである。

なかでも古いのが　明治５年に石神仲衛門氏が設立した　煉瓦工場だという
後の　広岡煉瓦工場である

その跡地にできた「あらかわ遊園」は　大正11年に開園した　都内でも古い民営遊園地で
大小の滝・築山・池・観月橋・総檜展望台などを備え　たいへんな賑わいをみせた

太平洋戦争中は　高射砲の陣地となり　一時閉鎖されたが　
昭和25年　区立荒川遊園として　生まれ変わった


煉瓦工場の遺構が　現在も　民家の塀として　活用されているっていうことなんですね
面白いな～と　思いました


現在は　都内唯一の　区立遊園地で　入場料も　お安く　シルバーは100円
観覧車は200円でしたので　乗ってみました



どんよりした曇り空でしたが　良い眺めでした





広い川は　隅田川です