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縁切り寺法

2014-06-25 | 趣味
女性の側から 離婚できなかった 封建時代 東慶寺に駆け込めば 離縁できるという
駆け込み寺として 有名な 東慶寺ですが その根拠となる 法律があったらしいです

昨日 東慶寺でもらった パンフレットに こう書いてありました

明治4年 廃仏毀釈により 縁切り寺法 は廃止となり 明治35年 尼寺としての歴史に幕を閉じました

「縁切り寺法」なんていう 法律があったなんて ビックリ!


いつもなら こういうパンフレットって よく読みもせず 捨ててしまいますが
今回 丁寧に読んだのには 訳があります


井上ひさしの『東慶寺花だより』 という本を読んだからです



15章あるうちの 1章しか読んでないし これは小説なので 史実と違う部分もあるとは思うのですが
「駆け込めば離縁できる」という 簡単な仕組みではないことが分かって すごく面白かったのです

現代の 家庭裁判所の 離婚調停みたいな役目を 果たしていたようだし
お金もかかったらしいし 「へ~!」って 驚きながら 読みました

東慶寺は 5つの塔頭(たっちゅう)から成るそうですから 現在より大規模なお寺だったのでしょうか
寺に入る許可がおりると 納めるお金の多寡によって 格が決まり 様々な仕事を割り当てられたそうです
尼さんになるわけじゃなかったんですね

井上ひさしさんは 鎌倉の佐助に住んでいらっしゃったそうで 一度 鎌倉駅のホームで お見かけしたことがあります
それから 何年もしないうちに 亡くなってしまいました   残念なことです


今 必要に迫られて 谷崎潤一郎の『細雪』を 超特急で読んでいます
文庫本で 3冊を 1日半で読み切らなきゃなりません
チョー斜め読み すっ飛ばし読みです

谷崎潤一郎の作品は 多分 いくらも読んでいません
この小説は 文体に 特徴があります

1文が長いんです   たとえば…

或る日彼女は所在なさに、例年のように葭簀張りの日覆いの出来たテラスの下で白樺の椅子に掛けながら、夕暮近い前栽の初夏の景色を眺めていたが、ふと、去年夫に白眼の黄色いのを発見されたのがちょうど今頃であったことを思い出すと、そのまま下りて行って、あの時夫がしたように平戸の花のよごれたのを一つ一つ毟り始めた。

句点から句点までが ものすごく長いんです
でも 読みにくいっていう感じはしません


今日の収獲



ズッキーニの利用方法
  7~8mmの半月に切って 3分茹でて レトルトカレーをかけて食べる
  小さいのを1本使いました

キュウリは 食べきれなかった…


ミスタードーナツの景品



孫が来たとき 沢山買ったので サービス券が溜まってました
直径20cmの 深皿です
プラスチック製品でないのが 良いです


 

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