to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

ウィークエンド羊飼いと牧羊犬

2011年11月20日 | Sheep dog

今日は、久しぶりに蒼太の羊追いとo-papaの羊飼いぶりを見学に行きました。

いつもはo-papa一人で行くのですが、今日は私の母のお見舞いも兼ねて

一緒に出かけました。

 

久しぶりに見る蒼太の羊追いは、ちょっと成長してました。

夏前に見た時は、左回り右回りがグルンと一周まわってしまい

羊を連れてくることしかできませんでした。

今回は、羊を押して連れていくというドライブができるようになっていました。

(ドライブ中の蒼太)

羊がひと塊りになって、キレイに移動しています。

犬の眼力と羊のパワーのバランスが取れていないと、このような動きにはならないんです。

羊飼い役のo-papaは、その2種類のパワーを見定めて、蒼太が押し過ぎたときは、

蒼太を止めて距離を取らせ、羊のパワーが強い時は、蒼太を動かして近づけます。

オビやアジは私と犬(蒼太)との気のやり取りだけですが、羊追いはこれに羊が加わるので、

さらに面白いんだそうです。

確かに、アジリティーの機材は勝手には動かないものね~。

蒼太の眼が羊を捕え、離しません。

そして、このボディーラインの美しさ。。。惚れ惚れ~~

 

私はアジリティーは、頭脳ゲームのような感じがして、面白いと思うのですが、

羊追いは、生物の持つボディーシグナルを正確に読みとるゲームのような気がします。

どちらも犬の躍動感あふれる素晴らしい姿を見られることは間違いありません。

私がドッグスポーツを好きな理由はここにあるのかもしれません。

羊を見るとテンションがあがる私。。。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ一応、フェルト作家?なので。

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老犬でも楽しく♪ 「脳トレ!」

2011年11月19日 | Obedience

昨日、自宅でしているフェルト教室の生徒さんから、来年度地区センターでフェルトの講習を

できないか?という相談をいただきました。

フェルトは、簡単なものなら2時間程度でできます。

でもそれは私でなくても教えられる方がいます。

私がお教室をするときには、いつも心の中に1・2回で「こんなもんなのね」

っていう内容じゃダメだと思ってやっております。

それはわかりやすいんじゃなくて、「内容が薄い!」「取るに足らない」「習うほどのことでもない」

と言うことだと思うからです。

次につながる、「これってどうしたらできるんだろう?」そんな期待が持てるお教室にしたい。

 

犬のトレーニングとなれば、なおさらです。

犬は常に心も身体も変化しています。係わり方は人それぞれだけど、一生のお付き合い。

11歳になる欧介は今でも、訓練のO先生やアジリティーのS先生に

見守っていただいています。

彼らは常に欧介の体調を見て、私にどの程度の運動をさせた方が健康を維持できるのか、

今の欧介との暮らしの中で、どのように係わっていけば充実した日々が送れるのか、

常に的確なアドバイスを送っていただいています。

トレーニングと一言で言ってしまうと「おすわり」や「まて」の練習のように思われますが、

先生方は、こちらが求める限り、生涯その犬に係わり続けてくれるエキスパートでもあります。

 

そんな欧介兄さん、先日のクリッカートレーニングをやってみました。

小さなバケツを置いて、やってみると、置いた瞬間にバケツに興味を示して、

鼻で匂いを嗅いで、ここで正解のご褒美~。

幸先いいぞ~っと思ったら、以後バケツに興味なし。。。

どんなに待っても座って待ってますぅ~のフリーズ状態が続き、どうしようかと思っていたら、

いい加減焦れた欧介が、フセたりゴローンしたり、持ってる技を駆使してきました。

 

???

これって正解にするの??どうすんの??

バケツは??

 

そうそう、私がアプローチして欲しいのはバケツなんだから、ん~っと、正解じゃないってことで。

でも、誘導しちゃいけないんだよね~~

その間も技を駆使する欧介。。。最後には訳わかんね~って感じで吠えてました。

 

とりあえず、バケツに興味を持たせるくらいイイよね。

と、ズルをして、バケツの中にご褒美を入れて食べる、入れて食べるを繰り返すと、

ようやくバケツに興味を持ち始めました。

ここで顔を突っ込んだら正解だったのが、それだけじゃご褒美はでなくなりましたっと!

順調順調~♪

お次は、何する~?欧介~♪

ひっくり返りました~、ご褒美♪  順調順調~

咥えました~ご褒美♪  順調順調~

 

ここで、欧介兄さんの引き出しが空になってしまった模様。。。

同じことを延々と繰り返し、ちょっと無理って思ったみたいで、バケツをぶん投げると

他の物にちょっかいを出し始めました。そしてバケツは。。。見向きもされなくなりましたぁ。

撃沈。。。はぁ。。。

 

だけど分かったことがありましたよ。

欧介兄さん意外と頭がかたい。

これは昔っからなんですが、物に対する執着があまりないので、

それをどうこうしようと言う気がしないようです。

その代わりと言うか、訓練をしてきたせいなのか、自分の身体を使って、なんとかしようと

考える力はあるようです。

 

あと、私が、どうしてもヒントを与えたくなってしまう。。。それも頻繁に。

ちょっとできないと、助けたくなっちゃう。。。

この自分の気持ちと行動にビックリでした。私、自立しないとダメですね~

 

それでも、なんだか楽しかった~。

久しぶりに欧介の意外な1面を見れてワクワクしました~。

もう少し工夫して欧介に合ったゲームを考えてみよう!

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この子にちゃんと責任を持つ!

2011年11月18日 | 日々の出来事

ご近所さんに「お宅は犬が2匹もいるのに吠えたのを聞いたことがない」と言われます。

 

確かに、ウチの前のお宅には2頭、広いお庭で走り回って、人や犬、バイクが通ると

ワンワンワン~、ギャンギャンギャン!!と良く吠えます。

2軒先のT字路は、ダックスちゃんシェルティーちゃんそれぞれ3件のお宅で飼われてて、

1頭が吠えるとみんな吠える(笑)。

古い住宅街なので、1件1件のお宅が広く道路も広いので、かなりの勢いで吠えてますが、

苦情が出るほどではありません。。。

 

昔、欧介が家の中を走りまわった末に、興奮MAXで私に跳びついて攻撃してきて

私が抵抗するとものすごーく吠えて、近所迷惑になるので困ってると

訓練士のO先生に相談すると、「これだけの広さがあれば大丈夫ですよ~♪」と

軽くスルーされたことがありました。

今から考えれば、今は吠えないのだから、その頃の私の対処方法が間違っていただけなので、

それを治していけば、吠えもなくなるということだったのかもしれませんが、

その時は、真剣に悩んでいたので、「えぇっ??」って思ったと同時に、

「そうですかね~、ご近所に聞こえませんか~?」

「大丈夫ですよ~♪苦情とか来てないんですよね~♪」の言葉に、そりゃそうだ。

大丈夫?かも?って、良く分からない安心感を持ったのも確かでした。

 

犬を飼っていくことに不安でいっぱいだった私。。。

この後も、何度かO先生の軽ーいスルーに出会いながら、立派な?犬飼いになりました。

 

このころの私を思い返すと、欧介がこうなっちゃうのはすべて「なんかのせい」だったんです。

興奮して走り回っちゃうのは、お散歩が足りなかったのかしら。。。

こんなに噛みつくのは、この子の脳に障害があるのじゃないかしら。。。

他の子のオモチャに興味深々で、奪い取ると、オモチャを持って走り回っちゃって、捕まらない。

そうなっちゃったのは、あの人があんなところでオモチャで遊ぶからよ!!

ドッグランで1日中走りまわって遊んでも疲れた様子もなく、1日中ランのベンチで座って

遊ぶ欧介を見ているのも楽しかったけど、夕方、疲れ切った私が捕まえようとしても

なかなか捕まらなくて、微妙な距離での追いかけっこにホトホト疲れて。。。

そんな時は、「o-papaがさっさと捕まえてくれないからっ!!」ってムッとしてた。

 

訓練に通ってて欧介がO訓練士さんといろんな事ができるようになってきて、

でも私と何かするなんて気は全く無くて、そんな欧介を見てて思ったのです。

私、この子にちゃんと責任を持っているのだろうか。。。と。

 

何かあると人のせいや犬のせい、環境のせいにして、自分を守ることしか考えてなかったかも。

自分は悪くない。。。そう思ってるんじゃないかって。

 

欧介が暴れるのも、咬みつくのも、吠えるのもすべて私の責任なんだと思おう。

私の責任をもって対処しよう。

それには、絶対に人のせい犬のせいあるいは、環境のせいにはしない!!

そう思った瞬間から、欧介に対する接し方に積極的になりました。

 

ウチの犬たちがひときわタフだったから?いろいろ考えなくてすんだ??

 

私は、確かに精神的にはタフです。

逆境も苦労も坦々と乗り越えるタイプなので、人によっては

「何の努力もしないで、何でも手に入れて良いわよね~」と平気で言ってくる人もいます。

もちろん、厭味であることも承知してますが、それでもニッコリ笑っていられるタイプです。

そんな時に思うんだけど、「この人ってかわいそうだなぁ」って。

人を軽く見て、中傷して、それでしか自分を保つ事しかできないなんて。。。

 

私には、どんなことに対しても、コツコツと確かな実績を作ってきた自信があるのだ。

仕事にしても趣味にしても、犬にしても。。。

そしてそれは誰にでもできることではないと言うことも知っている。

そういう私をちゃんと見ていてくれる人たちがいることも知っている。

 

でも、犬は私の血を受け継いでいるわけでもないので(笑)普通の犬なんだから、

彼らのために私が神経を使い、丁寧に育てた結果今があるのです。

「犬が違うからっ」って思うこと自体、責任転嫁だと私は思うのだけど。。。

 

たとえ、まわりが吠える犬で囲まれた環境であっても、それはそれなのだ。

ウチの犬は私の責任で管理する。それがしつけの基本中の基本♪なんだと思うのです。

犬のしつけって、実は飼い主育てなんだなぁと思う私なのでした。

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「興奮のコントロール」と人とのコミュニケーション

2011年11月17日 | 日々の出来事

昨日は、銀座でフェルトのお教室があったので、ワン達は1日お留守番でした。

寒くなってきてフェルトの季節がやってきました~。

昨日のレッスンでは、フェルトで「コラージュ」をするというテーマでお勉強。

手を動かしながら、たくさんおしゃべりをして、みんなといると楽し~♪

 

お留守番中のワンコ達、道路に面した窓からベッドに登って、お外を見ているか、

寝ているみたいです。

ご近所さんにはこの窓から顔を出している欧介&蒼太が良く見えるので、

ここからのぞいている時は、私がお出かけなんだと思われているようです。

そうでもないんだけど。。。私がいても見てるときは見てるよ。

 

出かける支度をすると、私の服装や持ち物から判断して?お留守番だと理解すると、

ワン達はノソノソとこの部屋のベッドへ行き、私が「行ってくるね」と声をかけると、

まるで「いってらっしゃ~い。。。」と言いそうな顔で首だけこちらを見ます。

ちょっとは、後追いしてほしいなぁ。。。なんて思ったりもする。

帰宅した時は、足音で分かるのか、必ず欧介が立ち上がって窓から私を見てます。

蒼太は、自分で階段を下りて、玄関までお迎えにやってきます。

 

ウチでは、「走ってはいけない」ってルールがあるのですが、この時ばかりは許しちゃう。

跳びつきも、大暴れも、みーんなOK!!

大喜びで迎えてくれるなんて、ホント嬉しいもの。

しつけの本なんかでは、「興奮が収まるまで無視しましょう」なんて書いてあるけど、

私は、ワン達と同じでやっぱり再会が嬉しい。だからおんなじテンションで喜びあいたい。

 

でもこれをやっちゃうと、人に対しての跳びつきは絶対に出ちゃうよね。

私は、これに関しては、治そうと思うより、「絶対に飛びつく」と思って、

知らない人やたまたま犬好きで声をかけていただいた方など、

跳びつかせてはマズイなって思う時だけ、跳びつかないように距離を取ったり、

リードでコントロールしたり、座らせたりして対処しています。

 

犬友さんには、犬仕様の服装なら注意してませんので、あしからず~

ちょっと小奇麗なお洋服の時は、一応注意して、大丈夫そうなら私の判断で解除~

ゴメ~ン。。。

 

私ね、思うんだけど、犬だって大喜びしたいし、興奮だってしたいと思うの。

いつも仙人のように、落ち着き払っているって、それこそ人に合わせてるんだと思うのです。

その方が人は都合が良いものね。私は都合のイイ犬にしたくないなぁ。

興奮して走り回ったって、ONとOFFを知ってる事、教える事の方が大事だと思うのです。

 

お友達のワンコと広場を追いかけっこして走りまわっても「おしまい」(他の言葉でもOK)

と言ったら止めることができる。

聞く耳がきちんと育っている、そのことが大事なんじゃないかと思うのですよ。

 

そして言葉を使うと言うことは、犬に対してと言うよりは、周りにいる人に対しての方が

大きな意味があるのではないかと思っています。

例えば、人とご挨拶をするときに私が「スワレ」といって座らせると、ほとんどの人は、

むやみに犬に触りません。

きっと、今この子は、飼い主さんの言うことを一生懸命聞いてるんだろうなぁっ

て感じるのだと思うのです。結果跳びつかない。

追いかけっこして遊んでいて、たぶんこれ以上走りまわったら、ヘンな興奮するよねってときに、

(ウチでは)「ヤメ」と言うと、ウチの犬が止めて戻ってこようとする。

相手の犬が言うことを聞けない犬でも、私のハッキリとした「ヤメ」というサインに、

飼い主さんが、「あぁ、おしまいにしなきゃいけないのね」って思って、自分の犬も制御に入る。

 

一見、犬に対してコマンドを出し、アテンションを取っているように見えますが、

実は、犬を通しての人に対するコミュニケーションだと思うのです。

人の社会の中で暮らしている以上、それを避けて生活することはとっても生きずらい。

私は、人の中にいて、人と一緒にいることが楽しいと思える人だから、

犬たちも人や犬に対して、コミュニケーションを楽しんでほしいと思っている。

 

犬の興奮をはじめっから制御することより、犬にとって興奮をコントロールしてあげられる

存在でありたいと思っています。

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クリッカーと服従訓練(私の気付き)2

2011年11月16日 | Obedience

Sさんに「クリック音を正解と教えるためにオヤツをあげて

音を良いものとまず最初に関連付ける必要はないの?」と聞いてみました。

 

犬が今までとは違うアクションを起こしたときに、クリックをしてご褒美をあげることを

繰り返していると、自然とこの音が正解のマークとして認識されるので

その必要はないということでした。

これはクリック音じゃなくてもオモチャの音でも何でもいいそうです。

正解に対するクリックと報酬は2回までだそうです。

実際に子犬を使ってやって見せていただいたのですが、不思議なことに

2回ほど正解だったことが3回目にやってみるとご褒美が出ない。

すると「アレ??」って表情をして、手で触ってみたりするわけです。

2つ目の正解の出現ですね。

 

驚きました。服従訓練では、一つの正解が最終目標としてあるわけです。

そこを崩さないように少しづつ誘導を外して選択させるわけです。

なので正解をマークするまでに物凄く時間をかけて行くんですね。

誘導を外して犬が「分かった!!」ってなるまでに慎重に時間を費やすんです。

 

ところが、クリッカーを使用した場合、2つ目の行動の出現が意外と速く訪れる。

犬って一つの行動にもっと執着するものだと思っていたのですが、

意外と柔軟性があると言うことに気づきました。

 

Sさん曰く、「これは頭の体操だから」だそうです。

 

そして気付いたのは、クリック音は報酬ではなくて、単なる正解のマークでしかないと言うこと。

犬にとって、この音は、「OKってことだよね」の納得のしるしなのですね。

 

私が欧介でやっていて失敗したのは、服従訓練のやり方でオヤツをクリック音に

すり替えようとしただけだったから、上手くいかなかったのでしょう。

良さそうなところを摘まんで取り入れてもダメなんですね。

本来の目的がずれちゃってるんです。

その時は、「な~んだ、クリッカーってこんなものなんだ~」ってバカにしたのも確かです。

「カチカチ鳴らしてないで、ちゃ~んと褒めてやればいいんじゃない?」

って思ったのも確かです。

でも、服従訓練と言う一つの方法を私なりに10年間続けてきて、欧介と蒼太を育て、

家庭犬として満足のいく結果を得たことで、犬育てに自信が持てるようになりました。

あらためてクリッカーに出会ってみると、以前とは全く違った見方ができる。

それは、一つの事を10年もの間追求し続けたからこそ見えてきた視点だと思うのです。

 

今までは、「犬の執着」と言う部分が私の訓練の中で最も大きなキーワードでした。

これをいかに作るか、持たせるか、ここを追及した10年間でした。

新たに、「犬の柔軟性」と言う部分を追及してみたいと思った出会いでした。

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クリッカーと服従訓練(私の気付き)1

2011年11月15日 | Obedience

先日の競技会で、クリッカーを使ったトレーニングの一つを

同じクラブのSさんに見せていただいた。

 

私がやっている服従訓練は、犬に何かを教える時には、最初に誘導を使って、

正解を身体に覚えさせ、できたら褒めるを繰り返していく。

犬が行動を取り始めたら、どうしたら正解だったのかを自分で考えさせる。

犬が、「あっ、そうだ、正解はこれだったよね。」と確信した時に褒められることで、

はじめて、犬が理解してその行動が定着するのです。

その過程では、一般的に良くいわれる服従訓練をしていると「NO」と叱られたり、

チョークチェーンで〆あげるといった犬を否定するような手法は使わない、使う必要がない。

 

同じことをクリッカーを使った方法で行うとしたら、

目標となる正解が私の考える最終目標の正解ではないらしい。

ものすごーくかけ離れた低ーいステップがまず最初の正解。

クリッカーがなってご褒美がでる。

だけどいつまでも同じことをしてても次はクリッカーもご褒美も出ない。

犬は「??」と考える。そして違う行動を自分から起こす。

そしてそれが新たな正解となる。そしてまた次はクリッカーもご褒美も出ない。

これを延々と繰り返し、犬が頭を使って自分で正解を見つけていくという方法でした。

 

一瞬、「なんだかまどろっこしいなぁ」と思うのですが、私の感想としては、

同じことを犬が自分の意思でやりたいと思ってできるようになるまでにかかる時間としては、

案外変わらないのかなぁと思ったのでした。

一般的に服従訓練の失敗例は、ほとんどの場合、結果を急ぎ過ぎてしまうところに

あるような気がしています。

 

服従訓練は、最初に誘導を使います。

クリッカーは、誘導は一切使わない。

服従訓練は、最初に正解を教えて、犬はどうしたら自分の意思でその正解に近付けるのかを

考えさせる作業に実は物凄く時間をかけています。

それが分からない方には、無理やりやらせているようにしか見えないのかもしれませんが、

犬との関係、いわゆるしつけの部分で、聞く耳がきちんと育てられていないと、

上手くいかないんですね。

 

クリッカーは、その点、犬との関係性を作りながら、聞く耳を育て、

自主性を発揮させて行くという点では、トレーニング慣れしていない人でも

楽しく簡単に取り入れられる方法なのではないかと思いました。

 

ただ、以前私が聞いたクリッカーの使い方とは全く異なるものだったので、

ちょっとビックリと言うか、やはりきちんと分かっていないと、何事もダメだなぁと思ったのです。

 

私が以前聞いたクリッカーの使い方は、まず「オヤツ=クリック音」をひたすら学習させる、

と言うものでした。

その結果、クリック音とオヤツが連動して犬には理解されるので、

いずれ「クリック音=褒められてる」となるということでした。

私には、何故クリック音なのか?それが理解できませんでした。

その訳は、欧介にとってオヤツは最大のモチベーションでしたので、

何かを教えて、クリック音が鳴っても結局頭の中は「オヤツ」・・・なのでした。

 

「この音、無くてもいいんじゃない??」って言うのが私の感想でしたぁ。。。

 

そして、どうにかオヤツ無しでなんとかコミュニケーションを取りたいと思っていた

私の思惑は無残にも崩れ去りました。

 

何が私の間違いだったかと言うと、過程が間違っていたのでした。

長くなるので、明日へ続く。。。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

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OPDESアジリティー競技会(2日目)

2011年11月14日 | Agility

13日、日曜日はスティープルとAG3にエントリーしました。

 

昨日の教訓を忘れずに、今日は実行しましたよ。

最初は、スティープルです。

スタートで、蒼太の向きがハードル方向に向いてしまい、これではいけないと思い、

やり直して自分で選択させることより、練習の時のように、私が治す方が良いと判断しました。

リンク内ではむやみに掴んだりしてはいけないので、足の方向を私が向けたい方向に治し、

「動かないで伏せてなさいよ!!」という気持ちで離れました。

ちゃんと動かないで待ってました~。

第3の課題、点へ意地でも動く。

Aフレーム後のハードル3本で、1本目のハードルを蒼太自身で行かせようと振りを大きく

しましたが、ちょっと無理でした。

ここは1本目のハードルを自分で行かせて、私は3本目の近くへ移動しないと

3本目をうまく跳ばせることができないコース。

1本目を行かせることができなかったので、ハードルに近づいて、

跳ばせてから移動したので、3本目のところで蒼太がクルンとまわっています。

一応5席で、セミファイナル圏内には入ってました。

 

ただ、1日目に蒼太を見過ぎて、私が過保護に付き添ってるわりには、

私が遅れて、逆に足手まといになっていることに気付いたので、

今日は、なるべく蒼太は指示を出せばやってくれるから、私は点から点へ動くことに

重点を置いて走りました。

その手ごたえをつかんだ感じがしました。

 

AG3は3か所検分の時にはバックスイッチで行こうと思った箇所があったのですが、

どうしてもバックスイッチでないとダメそうなドッグウォーク前のハードルのみにしました。

とりあえず、入れそうなところは無理にでもフロントスイッチでやる。

作戦勝ちでした~~。

問題のドッグウォーク前のハードルはやはりバックスイッチが上手くできず、拒絶っぽい。。。

それでもクリーンランで3席入賞。表彰台でした。

セミファイナル権もGETしました。やった~~!!

 

今回の競技会で思ったこと。

私は、甘かった~と言うことが良く分かりました。

走ってる時の一体感とか、絆とかそんなこと言ってたら、蒼太とは走れないってこと。

とにかく私が足手まといにならないように、自分の仕事をきっちりやる!!

「絆とか甘っちょろいこと言ってる暇があったら、かあちゃん、しっかりやれよっ」

て蒼太に言われちゃったみたい。

蒼太は、シビアなアスリートドッグに成長していました。

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OPDESアジリティー競技会(1日目)

2011年11月14日 | Agility

12日、土曜日は、JP3とAG3にエントリーしました。

 

今日の課題は、「スタートの位置にこだわる」です。

いつもは、後ろ向きにリンク内に入るのですが、今日はリンク間際では後ろ向き、

リンクの中に入ったら、リードを外し、スタスタとスタート地点まで歩いていくことにしました。

前の犬が走ってる途中で、リンク内に入るように指示をされるのですが、

初めての試みだったので、ちょっぴり勇気がなくて、走り終えてからリンクに入りました。

そのせいで、リンク内での蒼太とのコミュニケーションを取る時間が取れず、

スタート位置を決めたら、すぐスタートする感じでした。

 

JP3は、いつもと違うスタスタ歩きに戸惑ったのか、わりと素直にスタート地点にSET。

前の犬がバーを落としたのか、リンク整備にも時間がかかって、余裕もありました。

蒼太の集中も落ち着いてて、イイ感じでした。

しかし、蒼太を見過ぎてて次へ私の走り込むタイミングが遅くて、遅れた私を振り向いたところ、

私が慌ててトンネルの指示を出したのですが、トンネル入り口の前のバーを意識しずぎて

走り込めず。。。そのせいで蒼太が手前の入り口だと思って入ってしまいました。

失格でした。。。

 

ハードル間が長いと、スピードが出てバーを越えるストライドが長くなる蒼太に私が

走り込むと押してしまいオーバーランの連続になってしまうため、走れない。。。

すると、蒼太は私の方を振り返って確認してしまう。

これがAG3の時は何度もあったりして、バーは落としちゃうし、拒絶もさせちゃうし。。。

メチャクチャでしたぁ。

その上、今日の課題の「スタート位置」も守れず。。。ズリッと前へ。。。

動画を見ると私の「う~ん、やっぱ無理っ」って譲った瞬間がわかります(;;)

 

今日の教訓。

前の犬が走ってる間にリンク内に入って、アテンションを取る。

スタート位置は絶対に譲らない。

自分が走るラインを点で結んで、そこへ意地でも移動する強さが必要かも。。。

2日目はこれを徹底しました。

つづく。。。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
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OPDESアジリティー2日目:結果出しました

2011年11月13日 | Agility

2日目、今日は3時半に起きて、5時半には埼玉県の秋が瀬公園に居ました~。

好きじゃなきゃできないよね~。

 

今日のエントリーは、前回不甲斐ない走りのリベンジをしたくて、もうすでにセミファイナル権は

前回いただけているのですが、もう一度エントリーしました。

そして今回も不甲斐ないけど、とりあえず完走。。。

5席でした。

 

そして、もう一つ、AG3にもエントリー。

こちらは、とにかくセミファイナル権を取らないことには何も始まらないので、

前回同様、固い走りで、クリーンランを目指しました。

危うく拒絶になりそう、というか、取られなかったのがとってもラッキーな走りで、

3席、クリーンランで、表彰台でした。

良かった~~セミファイナル権GET!!

 

また、明日、動画UPします。

結果が出せて、良かった~~おやすみなさい、寝ま~す。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

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OPDESアジリティー今日の結果

2011年11月12日 | Agility

今日と明日は、OPDES参加です。

 

今日の課題にしていたスタート地点のフセですが、

JP3はちゃんと所定の位置にフセさせることができて、良かったのですが、

トンネルを逆から入ってしまい、失格でした。。。

 

AG3は、斜めにはフセさせることができたのですが、若干蒼太がズリッと前へ移動。。。

この時点で、結構スタートに時間がかかってしまっていたので、そのままスタート。。。

これがやっぱり間違いでした~。譲ってしまったのです。

そして、Aフレームを降りて、次のバーを跳ばせた後に、

ちょっとだけぬかるみに足を取られたら、微妙に遅れてしまい珍しくバー落下してしまいました。

それに焦った私。。。タイミングがずれてしまい、スラローム後のバーも落下。。。

完走はしたけど、やはりOPDESの長い間延びしたコース間にやられました。。。

 

たかが180度も間がとっても開いているので、立ち位置が上手く取れません。

自分の位置が決定しないので、不安で蒼太が跳ぶのを見てから動き出す。

そのせいで、次の展開が後手後手になるし、距離があるので、蒼太が振り返ってしまうのです。

そうすると、ラインがずれてしまい検分通りにいかなくなってしまうのです。

 

明日は、自分の位置についてもう一度きちんと検分してやってみます。

点と点を結んだ線を走る!そのイメージを明確にして走ろうと思いました。

また来週、しょうもない動画ですがUPしますね~。

では、皆様のポチットで明日も頑張って走りますにほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

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