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to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

「フセ」-すべてはリンクしてるのねー

2011年11月11日 | Agility

今日、実家の母が入院しました。

「肺線維腫」と言う病気が分かって治療を続けているのですが、

いよいよステロイドを使った治療を受けることになって、そのための入院です。

今週初めから、調子が悪そうで、急患で病院に付き添ったり、実家へと

行ったり来たりで、なんだか落ち着きません。

 

今日のお話は、先日アジリティーの練習に行った時のことです。

蒼太のスタートの体制はフセです。

最初のころは、なかなかフセてくれなくて、肘が浮いててやっとフセる感じでした。

オビでも2段階に足を折りたたむようなフセだったので、一発でバンと伏せるように

1年くらいかけて治しました。

その成果がでて、アジリティーのスタート地点でも速く伏せるようになりました。

 

しか~し、フセても自分でズリッと前に出たり、バーやコースに対して斜めにフセさせたい時、

勝手に位置をズリッと自分で変えてしまうので、困っていました。

ラインを作りたい時にこれだと作れないっ!!

だけど、これってナオセナイカモ。。。とちょっと諦めていました。

 

練習の時に、自分で勝手に前にズリズリと出てスタート位置を変える蒼太をみて、

S先生の厳しいお言葉が。。。もちろん私に、跳んできました~。

「そうやって、何度もアトって言って、出ては戻して、最後に大きな声出してもダメなんです!」

「出た瞬間に戻さなきゃ!!」

そうでした。。。基本ですよね。。。ちょっと落ち込みました。。。

 

「フセ」も分かってる、言われた位置も分かってる、

だけど、ハードルが飛びたいから蒼太はいい加減に聞いていて、

「わかったよ、うっぜーなーっ、伏せりゃイイんでしょ、伏せりゃ! 伏せたからやろうぜっ!」

って言ってるんだよね。

そういう適当な態度を取ってるにも関わらず、私はなんとか「言って聞かせよう」と

譲歩していたのだ。

そして、治らないことを、蒼太のアジリティー好きのせいにしていたのです。

これじゃ、アジリティーやって犬が興奮症になってイケイケになっちゃったと

訳の分からない事を言ってる人と変わらないじゃないかっ!!情けない。。。

私の技量もその程度だったのか。。。まるっきりのド素人じゃん!

低レベル過ぎてほんとガックシ。。。

と、凹んでいては、あまりにも情けないので、きっちりやらせていただきましたよ。

 

そこで、蒼太がズリッと出た瞬間に、有無を言わさず戻しました!

断固たる思いで、「出るなよ!!」と言葉じゃなくて、気迫で制して。

すると次からは、自分で注意して素早くその場で伏せてました。

素早くその場で伏せることができるようになると、スタート地点へ行ったときに、

座る動作も速くなってて、お尻が浮かないのだ。

 

オビの時に「障害飛越」という科目があるのだけれど、その前へ移動し座らせると、

蒼太は跳びたい一心でお尻の落ちが物凄~く遅いスワレをするのです。

たぶんアジリティーでのスタート地点で私が蒼太に対して譲歩していた気持ちが、

オビのときにも出てるんでしょうね。

 

あぁ、すべてはリンクしているのね~。

とりあえず、明日、明後日、OPDESのアジリティー競技会なので、

ビシッとスタート地点決めてきますっ!!ここが治んなきゃ、上手く走れたって

私にとっては意味がないのですよ。

気持ちを一つに!それが蒼太と私のアジリティーのスタイルだからね。

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犬の歯石除去(スケーラーの使用法)

2011年11月10日 | Health

(今日のデモ犬。。。)

しばらく訓練ネタが続いたので、今日は犬の口腔ケアについてお話します。

私は25年くらい歯科衛生士をしていたので、歯石除去に関してはちょっとうるさいっ。

 

犬の歯は、人間の歯に比べると私が触れた感覚としては、柔らかい気がします。

歯の表面を見ると、人の歯に比べて透明感が少ないし、細かい傷もたくさんついています。

ウチは、骨やアキレスなどのオヤツを与えないので、ドッグフードで傷がつくということは、

あまりエナメル質が硬くないのかなぁと思うのです。

透明感がないのも、石灰化が密ではないような気がしてなりません。

歯の素材同士の結合が粗であるということは、汚れもつきやすいと言うことです。

 

彼らは、人ほど、歯で引きちぎり、噛み砕いて、練って丸めて、飲み込むというような

細やかな口の動きをしません。

そのためにあまり硬さが必要なかったのかもしれませんね。

 

歯磨きの記事はだいぶ前にUPしてあります。

犬の歯周病

犬の歯磨き

犬に対する歯磨きの効果

犬の歯石除去

こちらをよかったらご覧くださいね~

 

今回は、スケーラーの使い方です。

わりと皆さん、犬の歯石除去ってやったことがある人は多いのではないでしょうか。

パリッと取れる瞬間が楽しいんですよね。

でも、スケーラーの使い方を間違えてしまうと、歯を傷つけたり、歯肉をひっかいて

犬が「も~やだ~~っ!!」ってなっちゃったりするので気をつけてくださいね。

 

私が誰にでも使いやすいかなぁって思うスケーラーは

このタイプ。

鎌形スケーラーという形なんですが、この鎌の部分が長いものもあるのですが、

口の中で動かしやすいという意味で短いタイプを使用します。

 

スケーラーはほじくるためのものではありません。

赤く線を引いている部分は、刃物になっています。

新しいスケーラーでこの部分を歯肉に当てて横に引いちゃうとスパッと切れます。

なので横に引くのは厳禁です。

このように刃の部分を犬の歯面に当てます。

その時に、口の中で刃物を動かしていると言うことを必ず意識してくださいね。

もしこれがカッターナイフだったら誰でも慎重に扱うと思うの。

丸印のように、必ず患歯(またはその隣の歯)に指を添えて、固定してくださいね。

歯の表面は滑りやすいし、歯石がある時は、それなりに引き上げる力も必要になります。

ツルッと滑って、歯肉や顎にスケーラーが刺さる事故が無いように気をつけてくださいね。 

スケーラーは必ず歯軸(歯の先端と根っこの先を結んだ線)方向へ歯肉から歯の先へ

引きあげるように動かしてください。

この時に、良くやってしまうのが、歯石の端っこにスケーラーの先端を引っかけて

引くというやり方↓

先ほども書きましたが、先端が尖ってるスケーラーは先端も鋭い刃物です。

これでガリガリやったら歯の表面は傷だらけになってしまいます。

一度、この先っちょでピカピカのステンレスの流し台でもカリカリしてみてください。

残念な傷が残ってしまうことでしょう。

 

傷をつけてしまうと、歯石が付着するサイクルはテキメンに短くなります。

 

人の場合では、スケーリングの後に、歯の表面をポリッシングと言って、機械をつかって

磨き込みます。

磨きが足りないと、よく「歯石を取ってもらったら、次から付くのが速くなっちゃったわ」って

事になってしまいます。

でも、犬の場合は、なかなか自宅にそういう機械もありませんので、

ウチでは、なるべく歯の表面を傷つけないようにスケーリングして、

普段の歯ブラシをきちんとすることで、歯の表面に汚れをつけない!

そして、歯の表面を細かく磨く!それで、結構上手くいってます。

犬の歯が柔らかいという欠点を、逆に歯ブラシで毎日適切に磨きこめば

歯の表面がなめらかになるという利点に変えるわけです。

もちろん磨き過ぎは良くないので、加減して下さいね~。

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犬の心を深く読む

2011年11月09日 | Obedience

(ちゃんとした絆が築かれているペアは、ハンドラーが他を見てても、犬はこちらを見ているものです。

これが本当のアイコンタクトなんです。)

犬にトレーニングを強いているのに、絆とか言うなって思う人もいる。

犬に線の上を歩かせていては犬自身の判断力はなくなるって言う人もいる。

 

犬との生活は人間社会のルールに左右されずにはいられない。

問題行動と呼ばれる「吠える」「咬む」なども、それが問題になる行動であれば、

犬として当然だと受け止めるよりも、やはり、しない、させないことの方が、重要だと思うのです。

 

私がトレーニングをするときに、まず最初に大切にしていることは、

「失敗をさせない」ということです。

失敗をさせてしまって叱るというのは、犬にとってダメージは大きい。

知らないことを学ぶ時には事前に情報をたくさん与えてあげた方が、失敗は少ない。

情報の選択肢はできるだけ多く作って、犬がどれを選択しても

いずれ正解につながるようにする。

 

犬は自ら選択して学習したことに対して、少なからずとも自信を持つようです。

そして、その行動を自分の都合のいいように変化?進化?させることも上手です。

この辺は、ロボットではないので、一度教えたら忠実にそれをやり続ける訳じゃないんですね。

ここを利用して、更なる自信をつけるために自分で進化するようにさせると、

判断力を持った行動ができる犬を育てられるわけです。

 

まぁ、いまどきのロボットは、自分で判断をして行動できるようになってきてるって、

今朝のテレビでやってたっけ。。。そこに自信が生まれているのかどうかは

テレビでは言ってなかったけど、学習を経験として記憶していることは確かなんですよね。

犬はロボットにはない細やかな感情を持っているのだから、今まで理解できなかった

言葉や動作を学習した後に見せる安堵や満足感、自信をもった表情ができるのだと思う。

 

残念なことに、この過程を経ずに、言うことを聞かせるだけのトレーニングをしてしまうと、

犬が委縮したり、萎えたり、自信を失ったり、逆切れしたりと問題が起きるわけです。

 

犬に対して人の社会のルールを押しつけることに抵抗を感じない人はいないと思います。

だからと言って、犬は吠えるものだ!咬みつくものだ!ってなってしまうと、

結局は犬を混乱させ、路頭に迷わせる事になってしまう。

飼い主はというと、「あぁ、報酬を与えるタイミングがいけなかったんだわ・・・」とか、

「この環境がいけなかったんだわ・・・」とか、さらには、「数週間で親元を離れたから?」

なんて、もう、どうにもならない事まで悩まなくてはいけなくなってしまう。

 

まずは、吠えさせない!咬みつかせない!それを前提に、

犬の内面をよくみて、怖いのであれば、自信を!

ガードしているのであれば、前へ出て守らなくてもいい!と言うことを理解させれば良い。

直接的にその場で叱ったり、なだめたり、避けたり、やり過ごしたりして上手く行っても、

根本的な心のケアはできていないのじゃないかと思うのです。

だから、ぶり返すし、この場面では回避できても、次の場面では問題行動が起きる、

そのいたちごっこになってしまう。。。

 

私は、今回の競技会で蒼太の心の成長を見ることができたことが何よりもうれしかったです。

1年前は、大勢の人が見ている異様な空気の渦巻く中で、

「逃げ」の気持ちを持っていた蒼太を、私に「ついてこい!」という態度で、

引っ張って盛り上げてなんとかした。

その時の蒼太は、オドオドと自信なさげではあったけど、私を頼っていたので、

緊張はしていなかった。

けど、今回は、蒼太に「逃げ」の気持ちはなく、成長した心で受け止め、

この場でやりきらなくてはいけないという「義務感」を持っていたと私には感じられました。

彼が緊張していたのは、そのことを理解していたからだと思うのです。

犬の心の成長と変化 それをきちんと理解することが必要なんじゃないかな。。。

 

犬は、人と深いコミュニケーションを取れる動物です。

犬と何か楽しむためには、犬の心を無視しては絶対にできないのです。

より深い心の理解があるからこそ、いろんな事を楽しめるのです。

楽しむ事の本当の目的は、彼らの心をより深い部分できちんと理解すると言うこと。

人だけ楽しんだって、犬だけ大興奮で楽しんだって、心からの満足感や

安らぎはないのだと思う。

問題行動にも、犬の心に響く対処をして欲しいなぁと思うのでした。

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2011秋季訓練競技会(理事長賞決定戦)

2011年11月08日 | Obedience

中等科のジャッジの講評はなんだったんだろ~?と思いながらも

急いで車に戻り、気持ちを落ち着けて、蒼太と行進中の作業の復習をしました。

だんだんと嬉しさがこみあげてきて、蒼太をギューッと抱きしめながら笑ってる私。

 

そうなのだ、ここに残らなければ、1年間、思考錯誤して練習しては迷い、 また練習して、

やってきたことがすべてゼロになってしまうところだったのです。

この日のために照準をあわせて、この日にベストな状態を作るためにやってきたことだった。

この場に立てる事の意味は、私と蒼太が知っている。。。

だから、いつも通りやればいい。

緊張と言うよりは、この場にいられることを楽しんでいる自分がいました。

もうあとは、やるだけ、良く見せようとか、なんとかしようなんて思ってもできないことは

私が一番良く知っているのだ。

私が作り上げた訓練を蒼太が表現してくれる、「どうぞ、それを見て!!」という気持ちでした。

 

蒼太は、たぶんすごく緊張してた。そんな蒼太をみるのも初めてだった。

いつも私が一緒にいるから大丈夫だよと言う気持ちで気弱な蒼太を支えてきた。

今日は、「いいんだよ、いつも通りの蒼太を表現して!」私を前面に出すのではなくて、

蒼太を信じたかたちだったから、きっと彼なりに重責を感じたんだろうな。

だけど、蒼太の精神的な成長につながったと私は思っているのです。

私も蒼太を信じ、任せるってことはかなり勇気がいることなので、やはり大きな1歩を

前に踏み出せたと思っています。

緊張のせいで、停座のお尻の落ちが遅かったり、フセも中等科の時よりも遅かったり、

問題もいっぱいありましたが、その分課題も浮かんできました。

これからの練習では蒼太にまかせながらも、適材適所手綱を引く

努力をしてみようと思いました。

いつも世話を焼き過ぎて、ちょっと過保護に育て過ぎてることに少し前に気づいていたので。

今回、中等科のジャッジの方に言われた、トップクラスの犬には及ばない部分というものが

決定戦を終えてみてハッキリと見えました。

 

結果はA~G組の7頭で戦って、理事長賞ならず。。。

欲しいものはなかなか手に入らないもの。

でも、いつかあのカップで、ビールが飲みた~い!!

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2011秋季訓練競技会(中等科)

2011年11月08日 | Obedience

準高等科で、思わぬ失敗をしてしまったので、中等科は気合いが入りましたよ。

とにかく失敗はしない!そして何としてでも取らないと!!と思いました。

蒼太の順番になるころに丁度雨が降り始め、先日購入した勝負帽子の出番です。

だけど、あとでビデオに映った自分の姿を見て「キャ~ッ!!」でした。。。

ピエロみたいじゃん!!

ピエロと蒼太くんの演技を長いけど良かったら見てくださいね。

 

1.紐付き脚側行進 2.紐なし脚側行進 3.停座及び招呼 4.伏臥 5.立止 

6.常歩行進中の伏臥 7.常歩行進中の停座

脚側は、準高のときよりリズムよく歩くようにしました。

スピードは落として、集中を高めました。

蒼太くん、1回目より2回目の方が集中して、良い演技をします。

 

8.遠隔の停座から伏臥 9.8の字股くぐり 10.据座

すべての演技が終わったときに、今までの中では一番良かったと言う実感があったので、

「行った!!」って思いましたよ。。。

 

終わってから審査員の方の講評では、

「何よりも素晴らしいのは、指導手態度です。いつもトップに居る方でも、

犬を見て指示を出す人が多いなか、犬を見ずに指示が出せると言うのは本当に素晴らしい。

これからもそこにこだわってください。ただ、脚側行進の時に犬がよそ見をするのが気になる

ので、そこを治せばトップクラスの犬になれると思います。トップクラスの犬になるには、

あともう少しですね。今回はちょっとの差で及びませんでしたね。」と言われ、

ガックリ。。。もっと良い犬とハンドラーがいたのね~。。。

こんなんで、「行った!!」って思った自分はまだまだだったんだわ。。。と

午後は、どよ~ん。。。

 

結果もゆっくり見に行けばいいや~なんて思っていたら、o-papaが準高の結果が出たよ

って言うので、トボトボと見に行くと、ちょうど中等科の結果も貼りだしてて、

真ん中辺に2席の人がいるのは見えたんだけど、紙がくるんと丸まっちゃって見えない?!

「あぁ、2席でもないってことは、3席?4席?」とさらにガックリ~。

ちゃんと貼りだされて、見てみると1席が下の方にある!

「誰だ!この1席っ!!」って、、、「うわ~っ、私だ~~っ」

結果、98.9点で1席でした。

 

決定戦へ続く。。。

今日も長い長い記事を読んでくださってありがとうございます。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

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2011秋季訓練競技会(準高等科)

2011年11月07日 | Obedience

あぁ、新しいPCが欲しい~~っ!!

今日は母の病院の付き添いに行ったので、昼間に動画のUPができませんでした。

その上動画のUPが物凄~く時間がかかり、今日は準高等科しかblogに

書けそうにありません(;;)

 

昨日の競技会では、蒼太の競技は準高等科から始まりました。

順番が1番だったので、8時ピッタリに始まりました。

一昨日の記事にも書きましたが、朝1番なので、蒼太のテンションの上がり具合からいっても、

そこそこかなぁ。。。と思って、「気を合わせて」あまり無理にのせずに淡々と一つ一つの作業を

大切にこなすことにしました。

 

前回の動画と見比べていただくとわかりますが、脚側行進がゆっくりと落ち着いています。

1.紐付き脚側行進 2.紐なし脚側行進 3.停座及び招呼 4.伏臥 5.立止

までの動画です↓

抑え気味にコントロールして集中を作るようにして、これまでの中で1番良い脚側行進が

できたと思いました。

6.常歩行進中の伏臥 7.常歩行進中の停座 8.常歩行進中の立止 9.障害飛越(片道)

10.休止までの動画です↓

常歩行進中の伏臥が停座になってしまいました。。。

歩き方を抑え気味にして、声のトーンも優しくしたら、蒼太は分からなかったみたいです。

やはりフセは破裂音のような勢いがあった方が、分かりやすいんだと実感~。

もう失敗はさせたくなかったので、ここ数日できなくなってた立止で体符を使うことにしました。

 

11.8の字股くぐり 12.股くぐり歩行 13.咥えて歩く 14.遠隔の停座から伏臥 15.据座

動画の最初でなんとなくモメテいるのは、本当は11の課目が14の遠隔でしたが、

8の字と言われて???もう一度聴き直すと8の字だとジャッジの方が言い張るのです。

しかたなく8の字をやるのですが、その後の課目も順番が前後するといけないと思い、

ジャッジの方に全部確認をとりました。

結局、最後の講評のときに、ジャッジの間違えを認めていただけました。

こんなこともあるんですね~。

 

講評では、「行進中の伏臥が停座になってしまったのが、残念でしたね、あと行進中の

立止は、わざとだと思うのですが、止まって体符を使ってましたので減点になります。

今後のために言っておきますが、脚側のときに左手が振れていなかったのが気になります。

そこは治した方が良いでしょう。

全体的には点数を引くところがないくらい、良かったので、失敗が無ければ1席

取れたでしょう。」と、言っていただきました。

 

行進中の作業のあたりで、蒼太の集中とテンションが上がってきたのを感じました。

でも、失敗をした後だったので、魅せると言うことより、きちんと私に合わせて作業をする

ということにこだわった方が、中等科へとつながるのではないかと思い、

そのまま続けました。

少し窮屈な演技になってしまいましたが、次へつながったので良かったと、今は思っています。

明日は、中等科の動画をUPしま~す。

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JKC秋季訓練競技会:報告~♪

2011年11月06日 | Obedience

今日は、年に2回のJKC本部展です。

今年は春が震災の影響で中止になりましたので、1年ぶりの本部展です。

去年は、準高等科で思いがけず決定戦に残り、惜しくも理事長賞を逃しました。

1年間、この日のために毎日毎日訓練してきたわけです。

今回も準高等科と中等科に出陳しました。

 

準高等科は常歩行進中の伏臥が停座になってしまい、10席でした。

中等科は私としては、蒼太の集中も良かったので、競技が終わった時は

ちょっと自信があったのですが、講評のときにジャッジの方から、

「トップクラスの犬になるにはあともう少しですね。今回はちょっとの差で及びませんでした」

と言われたので、2席以下だったんだ~っとがっかりして結果を待ちました。

ところが、結果を見てみると、なんと1席!!やった~~

 

明日、動画と詳しい内容を記事に書かせていただきます。

今日は、3回の競技と集中で蒼太ともども、疲れきってしましました~~

とりあえず、報告まで。

朝、3時半起きだったので、寝ま~す。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

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うつわの淵を歩くように

2011年11月05日 | Obedience

「線の上を歩いて」みて、もう一つ分かったことがあります。

 

私は、訓練競技会は犬との演技を披露する場だと思っていました。

だけど、先日の決定戦に残った犬とハンドラーを見て、自分とは何かが違うと感じました。

華やかさやキレといった魅せるという要素は強調されていなかった。

中には、意欲が身体をみなぎっている犬もいたけど、その力強さをハンドラーが

きちんとコントロールできているように見えました。

 

実際にリンクサイドで見ている時は、

「私はもう少し覇気のある作業を魅せる犬が作りたいんだよなぁ。。。」

なんて、生意気にも思いながら見ていたのですが、(完全に負け惜しみです。。。)

では、何故、彼らが残って、私は残れなかったのか?

そこをきちんと考えてみる必要があるんじゃないかと思ったのです。

 

私が足早に歩いてしまうのは、たぶんキレや力強さを表現したいからなんだと気付きました。

取り組みとしては間違っていないけど、コントロールという面で足りないものがあった。。。

もっともっと、1歩1歩を大切にしなければ、全体に見るとキレや力強さと言うよりは

粗い雑な作業に見えてしまうと言うことに気づきました。

 

これを認めるまでに、結構深く悩みましたよ。

蒼太は、私の目指していたキレや力強さを表現できる犬だと思っているので(爆)

そこを曲げるようで、型にはめ込むようで。。。って、悩みました。

寝ても覚めても4日間考え続けました。

 

「線の上を歩いて」みて、型に自分がはまってみて、型の中で表現する意味が分かりました。

うつわの淵を歩くようなものなんですね。

お互いの波長をコントロールしながら、淵から落ちないように気を合わせるみたいな感じ。

今の、蒼太の気は、私が思っているほど力強くないんですね。

私が強さを求めれば、蒼太が気後れしてしまう。

私が弱気になれば、蒼太の本来の強さがポンと飛び出てしまう。

バランスが悪かったんじゃないかと思うのです。

 

そう思って歩いてみたら、お互いにイイ感じで歩けました。

 

いよいよ明日は、本番です。

お天気も本格的に雨~のようです。。。

楽しく歩く!!それでイイ。

 

では、明日頑張ってきます。 にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

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線の上を歩いてわかった!!

2011年11月04日 | Obedience

「秋季訓練競技会」がいよいよ2日後に迫ってきました。

 

今日は、いつもの広場で競技会のように線を引いて、練習してみました。

私は、普段の練習では線の上を歩く練習はしません。

以前の記事にも書きましたが、脚側行進は脚側停座をつなげたものだと思っているので、

線をかなくても、ハンドラーが曲がれば犬も一緒に曲がるのは教えられると思っています。

では、なぜ、この期に及んで線など?引いちゃってどうしたの?って感じですが、

私の練習のためです。

競技会の時に線が引かれていることで、コーナーやUターンの歩幅が合いません。

先日の競技会では、微妙に歩幅を調節すると、スピードが落ちるので、

「蒼太が曲がるなっ」て予測して、曲がろう曲がろうとしてしまったのです。

 

線の上を歩くことに私がなれないといけないなぁと思ったのです。

 

線の上を歩く練習をしてみると、今までは自分のタイミングで曲がっていたのだと言うことが、

よーく分かりました。

私は脚側行進の時に割に速足で歩きます。速歩も速い。

だけど、もう少し蒼太に合わせて歩く必要があるみたい。

蒼太が頭をあげてついて歩くことを意識させてきたのに、

私は蒼太が意識して歩こうとしている気持ちを受け取ることなく歩いてた。

 

訓練すると言うことは、昨日できなかったことが今日はできるようになる、そういうことだ。

だけど、できるようになるとそれが当たり前の事になってくる。

当たり前の事にするのが訓練なんだけど、気持ちを置いてきぼりにすることとは違う。

 

蒼太の気持ちを受けとめながら、ペースダウンして歩いてみたら、

また今までとは違った脚側行進ができました。

 

線の上を歩いていても、コーナーで歩幅を合わせるようなこともしないで、

普通に曲がれました。

 

訓練をしていると、フッと何か抜けるように風が吹く瞬間があります。

それは狙って練習をして得るときもあれば、今日のように、線の上を歩いてみる、

ただそれだけの練習だったはずなのに、蒼太の気持ちを教えられ、受け入れ、

新しいものを手に入れるときもある。

 

日曜日は雨が降りそうなので、今日は雨用の帽子を買いました~♪

ピンクのレインコートに合わせて、カラフルな帽子にしましたよ。

勝負帽子??なんだか、イケてないけどね。

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誘惑に行かないで戻ってこれる距離

2011年11月03日 | Obedience

犬を飼ってみて、しつけや訓練をする際に、犬種によってだったり、その子の性格だったりで、

教え方や、褒め方、ご褒美の出し方などずいぶん違うなぁと思うことがあります。

 

その中でも、誘惑に行かないで戻ってこれる範囲と言うものが、それぞれ違うなぁと思うのです。

 

例えば、欧介兄さんは、私の言葉が彼の耳に届き、聴ける範囲は、10m以内です。

これ以上離れてしまうと、効きが悪くなる。

なので、10mを目安に必ず声をかけます。

遠くに犬がいて、楽しそうに遊んでるなぁって見える場合や知り合いがいるときには、

私から10mを超えてしまうと誘惑の強い方へ、行ってしまう。。。

オビディエンスはきっちり入っているので、行ってしまっても

遊んでる犬や知り合いを欧介が確認さえすれば、呼び戻しはできますが、

突然他所の犬が走ってきたらビックリさせてしまうので、できれば行かせる前に呼び戻したい。

それには、必ず10m以内で呼び戻すようにします。

 

蒼太は、この範囲がとっても広くて、50mくらい離れていても呼べば戻って来れます。

かなり遠く離れても、注意深くこちらの声を聞いています。

 

これって、性格にもよるのかもしれませんが、犬種の特徴でもあるのかなぁって思います。

ジャックラッセルテリアは、農場などで害獣駆除のお仕事をする犬です。

広い農場内を、害獣を探して自分自身の判断で働く犬です。

飼い主から離れて仕事をし、自己判断能力に優れていることが要求されてきた犬たちです。

だから欧介は私との距離が離れると、自己判断にスイッチを切り替えているように思うのです。

家の中でも、飼い主べったりじゃなくて、距離を置いてくつろいでいる独立犬。

(最近は寒い時は暖を取るために人のぬくもりを利用してますが。。。)

 

ボーダーコリーは、広い牧場の隅々まで羊飼いの声や笛を聴きながら作業をする犬です。

そのせいか、離れても私の声を聞き逃さないように、耳をこちらに向けていることが多いです。

誘惑よりも飼い主の声なんですね。

 

どちらも人のために働く作業犬なんですが、働き方の違いを認識し、

誘惑から呼び戻す際にも気にかけてあげると、コミュニケーションがスムーズに

なるかもしれません。

何で、呼んでも行っちゃうんだろう?って思ったら、誘惑に行かないで戻ってこれる

範囲(距離)を調べてみてはどうでしょうか。

これは、あくまでも単純な呼び戻しはできる!という場合の話。

誘惑がある状態での呼び戻しのお話です。

最初はリードの範囲内かもしれない、でも飼い主とのコミュニケーションが取れてくれば、

2mになり3mになり。。。そしてその子の限界域が見えてくる。

 

私は、訓練をしていて、単にオスワリやフセを教えるという表面的なことよりも、

もっと深い「犬と私のコミュニケーションの限界域を探る」と言うところに面白さを感じています。

何処まで私は彼らに伝えられるのだろうか?それが知りたくて訓練をしているのだと思います。

 

日曜日は「秋季訓練競技会」です。予報は雨の確率が高くなってきていますね。。。

お天気もちますように。。。

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