三重県志摩市可児町安乗にある安乗崎灯台(あのりざきとうだい)です。
安乗崎は志摩半島の中央部に深く切れ込んだリアス式海岸です。的矢湾(まとやわん)の入り口に位置し、伊勢志摩国立公園の一部を成しています。
ここは江戸幕府の燈明台が置かれていたところだそうです。明治5年(1872)に英国人技師ブライトンが設計した木造八角形の灯台が建てられたそうです。
75年間海を守り続けた後、この灯台は東京の「船の科学館」に移されれたそうです。昭和22年(1947)現在の四角い灯台が新設されたのです。
この灯台も映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台になっています。眼下にせまる太平洋の海原と、真っ白で四角形の灯台、青い空とのコントラストがとても美しく感じました。
安乗神社の祭礼に奉納する人形芝居として400年あまりの歴史と伝統を持つ民俗芸能「安乗文楽」があります。航海の幸運を神社に祈るために奉納芝居として上演されていたものです。国の重要無形民俗文化財に指定されています。

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