旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

三重海軍航空隊跡

2009年11月24日 | 旅 歴史
 三重県津市香良洲町浜浦にある三重海軍航空隊跡です。
 三重海軍航空隊の正門があります。土浦海軍航空隊と並んで予科練で有名な三重海軍航空隊は昭和17年(1942)8月に設置されたそうです。
 海軍飛行予科練習生は太平洋戦争時の海軍飛行兵養成制度の一つで志願制だったそうです。通常「予科練」と略称で呼ばれていました。
 飛行場で身体訓練やモールス信号、手旗信号演習などを習得しました。当初は約2年程であった履修期間は戦争が激しくなると短くなっていったそうです。
 若桜会館の「予科練」の碑があります。若桜会館は海軍三重海軍航空隊関係者が募金で作ったものでしたが関係者の高齢化にともない香良洲町に移管され香良洲町歴史資料館に生まれ変わっています。
 予科練生の制服には前に7個のボタンが付いており、「7つボタン」といえば予科練を表す畏敬の言葉でした。多くの優秀な若い命が、祖国のために犧牲になりました。


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本居宣長記念館

2009年11月24日 | 旅 歴史

 今日は三重県松阪市殿町にある本居宣長記念館を紹介します。
 松阪が生んだ偉大な国学者、本居宣長の記念館です。2階の展示室には「古事記伝」の自筆稿本や日記、遺品、自画像、宣長遺愛の鈴、日常使用していた机や書物などを公開しています。
 収蔵品総数はなんと約16000点もあるそうです。しかも467種1949点が国重要文化財に、また20種31点が県の有形文化財に指定されているという驚くべき博物館なのです。
 宣長が活躍した頃の松阪は自由な気風で開放された場所であったようです。宣長が着ている鈴屋衣(すずのやごろも)という独自の服や、茶筅風(ちゃせんふう)にした風変わりな髪型もそれを表わしています。新しい商法で財をなした越後屋(三越)もここ出身です。蛇足ですが宣長の小津家は、映画監督小津安二郎の祖先になるそうです。



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