旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

大洞弁財天 長寿院

2009年11月07日 | 旅 歴史
 彦根市古沢町にある大洞弁財天 長寿院です。
 彦根城の北東に位置し、鬼門除けとして建立されました。彦根日光といわれ、権現造りのお堂は内外塗装、極彩 色が施されています。これは藩主直興が日光の総普請奉行であった関係で本堂を日光東照宮に似た典型的な権現造りにしたのです。

 山門の扉が額縁となって彦根城が真正面 に見渡せます。楼門(二天門)は、日月の二神像を安置し、楼上には大黒天像四千体を安置しています。
 重要文化財の本堂は元禄9年(1696)竣工されました。内陣には6尺有余の大弁財天尊を祀ってあります。

 西国、秩父、阪東などの観音100カ所、諸国の仏社281カ所の土砂を取集して路石に埋めてあります。一度参拝すればそれらの地で巡礼したことになるといわれています。



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龍潭寺

2009年11月07日 | 旅 歴史
 今日は滋賀県彦根市古沢町にある龍潭寺(りょうたんじ)を紹介します。
 石田三成の居城があった佐和山の西麓に開運の「だるま寺」としても有名な井伊家の菩提寺、龍潭寺があります。
 井伊氏の始祖、共保(ともやす)以来の井伊家の菩提寺で、奈良時代行基によって遠江国(現静岡県)井伊谷に開基されました。臨済宗妙心派の寺院です。
 井伊直政が佐和山城主になったのを機に、昊天が佐和山(232.5m)山麓に移築しました。むかしは全国有数の禅宗大学寮として栄えました。
 学僧の教科目に造園があり、学僧が実習として造った庭園が残っています。特に方丈南庭は白砂48の石を組んだ普陀落(ふだらく)の庭として有名です。
江戸時代初期に建立された方丈は、彦根にある数少ない方丈建築の1つだそうです。寺院裏山の墓地には、彦根御前とうたわれた井伊直弼の母の墓や、直弼の側室であった里和の文塚など、多くの史跡が残っています。 




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