旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

結城神社

2009年11月26日 | 旅 歴史
 三重県津市藤方にある結城神社です。
 南朝の忠臣「結城宗広(ゆうきむねひろ)」を祀る神社です。後醍醐天皇を奉じて新政権樹立に貢献した武将です。ここの狛犬は青銅製では日本一大きいものだそうです。
 宗広は義良(のりよし)親王(のちの後村上天皇)を奉じて、海路東国へ向かう途中、台風のため安濃津(津市)に漂着しここで病死したそうです。境内には墓もあり毎年5月始めに例大祭が行なわれるそうです。
 この地は古くから結城の森と伝えられ、350本の枝垂れ梅が2月中旬から3月上旬にかけて華麗に咲き誇るそうです。


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香良洲神社

2009年11月26日 | 旅 歴史
 今日は三重県津市香良洲町高砂にある香良洲神社を紹介します。
 延喜式内社で大同2年(807)の創建といわれる古社です。天照大神(あまてらすおおかみ)の御妹神にあたる「稚日女尊(わかひるめのみこと)」を祀っています。
 伊勢湾に面した松林の中に拝殿や神明造の本殿がひっそりと建っています。古くから「お伊勢参りをして香良洲に参らぬは片参宮」とまでいわれ、参拝者が絶えなかったそうです。
 参拝の道は伊勢参宮街道から分かれ「からす道」と呼ばれていたそうです。伊勢神宮と同様に20年に1度、神宮より1年遅れで式年遷座が行なわれているそうです。
 毎年8月15日に行われる宮踊りは香良洲神社での奉納一番くじで踊る順番を決めています。字(集落)によって定めるためケンカが始まるそうです。
 そのため「香良洲のケンカ踊り」として有名です。三重県の無形文化財に指定されています。
 踊り子は、頭から鳥毛のカブトという「かんむり」をつけて、頭からたれた鳥毛で顔を隠します。浴衣染めのジュバンを着て浴衣のモモヒキをはき、ワラジを履いて、肩からカンコを吊るして踊るのです。
 祭り当日、各区の踊り子は、まず香良洲神社の神前で踊り、その後各区へ戻ってから翌日の午前中まで、不眠不休で踊り続けるそうです。



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