旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

猿田彦神社

2009年11月17日 | 旅 歴史
 三重県伊勢市宇治浦田町にある猿田彦神社です。
 伊勢神宮内宮のそばに「猿田彦神社」はあります。天孫降臨の際、神々の先頭に立ち道案内した記紀神話の神「猿田彦大神」を祀っています。社殿は平成9年(1997)に改修されています。
 天孫降臨の時、道に迷った神様の一行、行く手に立つ人物を怪しみ瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は天鈿目命(あめのうずめのみこと)をこの男の所に行かせたそうです。 
 「貴方はどなたか」と尋ねると、「皆さんを、案内して差し上げようとお待ちしているのです」と答えたのが「猿田彦命」だったのです。そして一行を神の国から、この世に導いたのでした。
 身の丈七尺と背が高く、鼻が天狗のように高く、キリリとした良い男、その為、日本書紀に「俳優神」「衢(ちまた)の神」と書かれ、皆に崇められてきました。
 口は輝き、目は三種の神器の一つである八咫鏡(やたのかがみ)のようにてりかがやいていたそうです。猿田彦大神はこのことから天狗のモデルともいわれ、鉄腕アトムのお茶の水博士のモデルでもあるそうです。
 猿田彦命が天孫降臨の際、道案内役を務めたことから万時善い方へ導く、「みちひらきの大神」として広く崇敬されているそうです。方位除け、交通安全にも御利益があるそうです。
 猿田彦命の子孫の「大田命」[おおたのみこと]は五十鈴川の上流の霊域を献上し「伊勢神宮」を創建したと言うことです。更にその子孫の「宇治土公」[うじのつちきみ]は神宮の《玉串大内人》と言う特殊な職掌に任ぜられ、代々これに務めているそうです。


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おかげ横丁

2009年11月17日 | 旅 歴史
三重県伊勢市宇治中之切町にあるおかげ横丁です。
 土産物屋や味処などが軒を並べる一角には、伊勢路の明治初期の町並を復元した新しい名所・おかげ横丁もあります。
 約2700坪のこの横丁には、郷土料理が味わえる老舗や土産店など27棟、42店舗が軒を連ねています。「おかげ座」では、江戸時代に流行した「おかげ参り」を体感できるそうです。
 宝永4年(1707)に創業した「赤福」が中心になって「おはらい町」の中に平成5年7月に誕生させた横丁ということです。



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