昨日も今日も小春日和のいいお天気である。冬が到来する前の、エアポケットのような穏やかさが、子どもの頃から好きだった。おそらくそこにはクリスマスや大晦日やお正月へのわくわくする思いが包み込まれていたのだろう。「年」と「年度」という2種類の年間サイクルをわれわれは生きているので、「年末」と「年度末」という2つのエンディングを3ヶ月の間隔をおいて、われわれは立て続けに経験する。教師という仕事の性質から来るのであろうが、私は「年度末」より「年末」の方が楽しい。「年度末」には新しい学期の始まりを控えた重圧感があるが、「年末」にはそれがない。解放間近のやれやれ感のみがある。本当は、試験の採点やら卒論の審査やらで1月は大忙しなのであるが、授業の準備に追われることがなくなるというのが大きいのである。
銀杏輝く
昨夜も授業の準備(およびブログの更新)で寝たのは午前4時近かったが、今朝は8時起床である。目玉焼きとトーストと紅茶の朝食。TVのニュースで、京浜東北線が人身事故の影響で運行に遅れが生じているといっているので、いつもより30分早く家を出る。しかし、電車はいつもより混んではいたが、とくに遅れているとは感じなかった。途中から座れたので、講義ノートを広げて、授業のシミュレーションもできた(授業の直前にこれができるかできないかは大きいのである)。
2限の授業(ライフストーリーの社会学)の後で、教壇のところへ女子学生が一人やってきて、質問があるという。論系進級のことかなと思ったら、現代人間論系への進級はもう決めていて、おまけに私のゼミに入ることまですでに決めていて、その前提の上で、「先生のゼミで勉強するにあたって、それまでに、どういう勉強をしておけばよいですか」という質問であった。現代人間論系には希望すればまず入れるが、ゼミとなると定員の問題があるので必ずしも希望すれば入れるというわけではない。しかし、いまここでそういう希望に水を差すような話をしてもどうかと思ったので、「社会学の本を読んでおくといいでしょう」と答えておいた。社会学は汎用性の高い学問なので、どのゼミに入ったとしても勉強しておいて損はないと思う。
昼休みはいつものように現代人間論系の部屋で待機。今日から3日間は論系進級の希望の変更受付期間なので、相談に来る学生がいるのではないかと予想したのだが、誰も来なかった。助手のAさん、TAのI君とお茶を飲みながの雑談タイムとなった。雑談の途中で、Aさんが私のジャケットの色が素敵です、とてもお似合いです、と言った。実は、先週も別の女性の教員から同じことを言われ、そのときはたんなる社交辞令と受け止めていたのだが、二度目となると、リアリティがある。そうか、このジャケットは女性には受けがいいのか。色は、なんと表現したらいいのか難しいのだが、少しくすんだワインレッド、あるいはピンクベージュである。昼休みの時間が終わったので、I君と「秀永」に昼飯を食べに行く。
午後はいつもなら一文の卒論演習があるのだが、今週はお休み。空いた時間を使って先日購入したデスクトップPCのセットアップ作業と研究室の大掃除(古いPCやプリンター、それから大量の紙類を廃棄)をする。ずっと以前に購入したまま梱包もほどかずにいたパソコンラックはどうしようかと思ったが、助手のAさんに電話をして、論系室で使うならさしあげますよと言ったら、わ~いと言って台車を押して(男子二人を引き連れて)取りに来たので、ついでに廃棄処分にするプリンターを運んでもらった。OA機器のゴミ捨て場は象の墓場のように戸山キャンパスの人目につかない場所にある。
お疲れ様でした
銀杏輝く
昨夜も授業の準備(およびブログの更新)で寝たのは午前4時近かったが、今朝は8時起床である。目玉焼きとトーストと紅茶の朝食。TVのニュースで、京浜東北線が人身事故の影響で運行に遅れが生じているといっているので、いつもより30分早く家を出る。しかし、電車はいつもより混んではいたが、とくに遅れているとは感じなかった。途中から座れたので、講義ノートを広げて、授業のシミュレーションもできた(授業の直前にこれができるかできないかは大きいのである)。
2限の授業(ライフストーリーの社会学)の後で、教壇のところへ女子学生が一人やってきて、質問があるという。論系進級のことかなと思ったら、現代人間論系への進級はもう決めていて、おまけに私のゼミに入ることまですでに決めていて、その前提の上で、「先生のゼミで勉強するにあたって、それまでに、どういう勉強をしておけばよいですか」という質問であった。現代人間論系には希望すればまず入れるが、ゼミとなると定員の問題があるので必ずしも希望すれば入れるというわけではない。しかし、いまここでそういう希望に水を差すような話をしてもどうかと思ったので、「社会学の本を読んでおくといいでしょう」と答えておいた。社会学は汎用性の高い学問なので、どのゼミに入ったとしても勉強しておいて損はないと思う。
昼休みはいつものように現代人間論系の部屋で待機。今日から3日間は論系進級の希望の変更受付期間なので、相談に来る学生がいるのではないかと予想したのだが、誰も来なかった。助手のAさん、TAのI君とお茶を飲みながの雑談タイムとなった。雑談の途中で、Aさんが私のジャケットの色が素敵です、とてもお似合いです、と言った。実は、先週も別の女性の教員から同じことを言われ、そのときはたんなる社交辞令と受け止めていたのだが、二度目となると、リアリティがある。そうか、このジャケットは女性には受けがいいのか。色は、なんと表現したらいいのか難しいのだが、少しくすんだワインレッド、あるいはピンクベージュである。昼休みの時間が終わったので、I君と「秀永」に昼飯を食べに行く。
午後はいつもなら一文の卒論演習があるのだが、今週はお休み。空いた時間を使って先日購入したデスクトップPCのセットアップ作業と研究室の大掃除(古いPCやプリンター、それから大量の紙類を廃棄)をする。ずっと以前に購入したまま梱包もほどかずにいたパソコンラックはどうしようかと思ったが、助手のAさんに電話をして、論系室で使うならさしあげますよと言ったら、わ~いと言って台車を押して(男子二人を引き連れて)取りに来たので、ついでに廃棄処分にするプリンターを運んでもらった。OA機器のゴミ捨て場は象の墓場のように戸山キャンパスの人目につかない場所にある。
お疲れ様でした