基礎演習のレポートの締め切り(11月末日)が近づいてきた。今日は締め切り前の最後の授業である。学生が自分で自分のレポートの出来栄えを点検するための「自己点検リスト」(授業の前に研究室で私が作成した)を配布し、使い方を説明した。書き直し原稿を持参した学生がいればこの場で読んでコメントをするつもりだったが、一人しかいなかった。ふ~む。研究室に戻り、欠席した学生のことがあるので、コースナビのお知らせ機能を使って、全員に「自己点検リスト」をメールに添付して送る。帰宅してから、どちらかというとテクニカルなことが中心の「自己点検リスト」とは別に、メンタルな観点からのアドバイスも必要だろうと、「レポート締め切り2週間前の心得」を全員に送る。その内容は以下の通り。
★★★ ★★★ ★★★
レポート提出まであと2週間。3つの心得を伝授しましょう。
第一、本気を出すこと。「気が重いなあ」「やだなあ」と思っていても時間は止まってはくれません。引き出しの奥に草稿を入れておいて、数日後に開けてみたら、完成原稿になっていた、すごーい!・・・そういうことは起こらないのです。「よし、やってやろうじゃないの」と、本気で取り組むしかないのです。
第二、時間をたっぷりととること。空いた時間にちょこちょこやってもなかなか進みません。どこかで丸一日、レポートと取り組む日を設けてください。朝起きて、食事をしたら、すぐにレポートに取り掛かかり、深夜に及ぶ。そういう日をどこかで(締め切り前日ではダメ)設定してください。
第三、途中の段階でいいから、締め切りまでの間で最低一回は、私に原稿を見せること。けっして安くはない授業料を払っているのです。教員を活用しない手はありません。
番外でもう一つ言えば、どんなに平凡なテーマではあっても、そのテーマを論じるのが「あなた」という人間であることは、史上初めてのことです。つまり、そこにオリジナリティーの源泉がある。「あなた」を文章中に登場させること。そうすれば、オリジナリティーのあるレポートになります。
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レポート提出まであと2週間。3つの心得を伝授しましょう。
第一、本気を出すこと。「気が重いなあ」「やだなあ」と思っていても時間は止まってはくれません。引き出しの奥に草稿を入れておいて、数日後に開けてみたら、完成原稿になっていた、すごーい!・・・そういうことは起こらないのです。「よし、やってやろうじゃないの」と、本気で取り組むしかないのです。
第二、時間をたっぷりととること。空いた時間にちょこちょこやってもなかなか進みません。どこかで丸一日、レポートと取り組む日を設けてください。朝起きて、食事をしたら、すぐにレポートに取り掛かかり、深夜に及ぶ。そういう日をどこかで(締め切り前日ではダメ)設定してください。
第三、途中の段階でいいから、締め切りまでの間で最低一回は、私に原稿を見せること。けっして安くはない授業料を払っているのです。教員を活用しない手はありません。
番外でもう一つ言えば、どんなに平凡なテーマではあっても、そのテーマを論じるのが「あなた」という人間であることは、史上初めてのことです。つまり、そこにオリジナリティーの源泉がある。「あなた」を文章中に登場させること。そうすれば、オリジナリティーのあるレポートになります。