フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月15日(水) 曇り

2010-12-16 11:09:47 | Weblog

  9時、起床。親子丼の具でご飯。歯の痛みは昨日よりも増している。10時半に予約している近所の歯科医院へ行く。歯科衛生士の武蔵村山さんが「先生おひさしぶりです。メールを出そうかどうしようか迷っていたので、嬉しいです」と言う。どうしたのと聞いたら、年内で歯科医院を辞めることになったのだそうだ。えっ、辞める?辞めてどうするのと聞いたら、「今、七ヶ月なんです」と言ったのでびっくりした。そ、そうなのか!そういえば心持ちお腹が大きくなっているような気がするが、言われなければわからなかったろう。「子供は欲しかったのですが、なかなか出来なくて・・・。ようやく出来ました」。「そう、おめでとう。よかったね」と言う。よかったけど、武蔵村山さんが医院を辞めてしまうことは淋しい。よかったけど、淋しい。略して「よかさび」である(いま考えた)。「辞める前にもう一度先生に会えて嬉しいです。私が呼び寄せたのかもしれません」という。う~ん、それが歯痛の原因か?定期健診のお知らせの葉書くらいで十分だったのに・・・・。レントゲンを撮る。奥歯の根っ子が痛むのはそこに炎症があるからであり、抵抗力が低下してそれが激化したのである。親不知が下から奥歯の根を押している可能性がないわけでないが、親知らずは深い場所にあり、もしそれを抜くとなったら1年前に左上の親不知を抜いたときより格段に難しい手術になるのでそれは当面考えずに、とりあえずちょっと浮き気味になっている奥歯のかみ合わせの面を削ってそこが噛んだときに下の奥歯と接触しないようにして、抗生物質の鎮痛剤と胃腸の薬が3日分処方された。


我が家の寒椿


キャンパスの冬木立ち

  昼から大学へ。武蔵村山さんの退職がショックだったせいではなかろうが、電車のシートに座っていると少々寒気がしてくる。どうもまた風邪がぶり返しているような気配がある。やはり、昨日、初夏の服装でキャンパスで写真撮影をしたのがいけなかったのだろう。コンビニでおにぎりを3個購入。あまり食欲はなかったが、教授会の前に2個食べる。

  2時から教授会。だんだん体調が悪くなっている(熱が上がってきている気がする)。寒くてしかたがない。途中で席を外して上着の背中の裏側にホカロンを貼る。教授会は6時半に終了。その後、打合せを2件すませて、「たかはし」のお弁当を食べながら教務全体会。さらに体調は悪化していく感じなり。会議はいつもより早めに8時半ごろ終了。

  一目散に帰宅する。帰宅して恐る恐る体温を計ったら38度8分あった。いかんなと思う。これは一晩での回復は見込めない。たとえ熱が下がったとしても安静にしていなければまたぶり返すだろう。明日の授業は休講にしようと決めて、受講生にメールで連絡する。会合もキャンセルする。薬を飲んでとにかく寝る。