フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月23日(木) 晴れ

2010-12-24 02:11:57 | Weblog

  9時、起床。朝食はカボチャと挽肉の煮物でご飯。今日は完全休養日とする。原稿書きも、大掃除もしない。合宿中、寒気や発熱に襲われることはなかった。どうやら風邪の方は治ったようである。歯根や歯茎の痛みの方も収束期にある。これで年末に予定しているあれこれの活動にも支障はなくなった。やれやれだ。
  午後、散歩に出る。晴れてはいるが、昨日ほどの暖かさではない。「テラス・ドルチェ」で焼肉ライスと珈琲の昼食。追加でクリームソーダ。ここ数日付けていなかった日誌を付ける。
  大井町の山田電気にデジタルカメラを見に行く。いま使っているデジカメはパナソニックのLUMIXのDMC-FX40で、常時、上着のポケットに入れておける小型で軽量という点が(それだけが)取り得のカメラである。今回は、同じLUMIXの一眼デジカメの新製品(DMC-GH2)がお目当ての品である。画質志向というわけだ。しかし、LUMIXだけでなく、他社のデジタル一眼も見て回ったが、やはり躯体が大きい。ポケットには入らない。鞄に入れるか、首から提げて持ち歩くしかないが、前者は機動性において劣り(撮りたいときにすぐ撮れない)、後者は見てくれにおいて私の好みではない。というわけで、一眼はやめて、コンパクトデジカメのハイエンドモデル(DMC-LX5)を購入することにした。いままでのものより大きいが、コートやジャンバーのポケットなら入る。冬の散歩ならOKだ。デザインも素敵だ。レンズキャップというのがいい。

  蒲田に戻り、くまざわ書店で、アリス・マスロー『小説のように』(新潮社)を購入。短篇集のよいところは、ひとつひとつの作品を読み始めたら中断なく読み終えることができる点にある。途中で本を閉じざるを得なくなり、続きが気になってしかたがない、ということにならなくてすむ。電車に乗る、作品を読み始める、読み終わる、電車を降りる。そして読み終わったばかりの作品の余韻に浸りながら街を歩くのだ。

  今夜は一日早いクリスマスイブ。明日の夜は私と娘が予定があるので、一日繰り上げての家族そろってのクリスマスイブとなった。